【HQ】 黒歴史しかない高校時代に戻ってたとか勘弁して欲しい【ハイキュー】

14話 ページ16

『…いやあの…私こっち方面だから…』



「そうなのか…それじゃあ影山と同じじゃん！」





だからなんでこうなった。
今日も体験入部を終えて、さっさと帰ろうと校門をでた。

そしたら、また日向翔陽がいた



まだ彼だけならいい…
問題なのは…




なんで君もいるんだ目つき悪い人！！




え、佐藤さんも帰り？一緒に帰ろう、なんて日向翔陽のコミュ力高すぎるセリフのせいで…
何故か私はこの人と一緒に帰らなきゃいけない雰囲気になっていた。





『え。ちょ、ひ、日向くん…待っ』




「じゃーなっ！！」





そんな声も虚しく、日向くんは自転車で帰ってしまった。
どうしよう、どうしようこの雰囲気。



入社試験の面接のときなみに緊張してる…





『…そ、それじゃあ…さよなら』




そう言って歩き出したはいいものの、方面は同じだから結局一緒に歩いている。

名前は覚えていないけど、私はこの人が凄く苦手だ。



理由が知りたい？




…あれは、忘れることもない、友達がバレー部のマネージャーをやめる、と言ったときの事。

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