三話 ページ5
木陰の下で、絵を描く。
幸いにも、皆は鬼ごっこをしているようで周りには誰もいない。
鉛筆を取り、『皆』をいつものように描いていく。
長い髪と凛とした態度が羨ましかった。
いつも笑顔で、女の子らしくて可愛かった。
いつだって私を笑顔にしてくれた。
そんなことを思い出しながらどんどん描いていく。
もう、皆には会えないけど、ノートの中には皆がいる。
それだけが、心の支えだ。
エマやノーマンやレイとは仲が良くも悪くもない。
まあ、別に気にしていないけど。
今日はなんだか筆が乗って、すぐに皆を描き終えてしまった。
『…鬼でも描こうかな』
ペン先に、力が入った。
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ogofumi(プロフ) - 完結おめでとうございます。新作期待してます。 (2020年6月14日 21時) (レス) id: d6342d80f2 (このIDを非表示/違反報告)
晴香 - 面白すぎます!!応援してます、頑張ってください (2020年6月1日 0時) (レス) id: 2b1c800e6d (このIDを非表示/違反報告)
約束 - 最高!すごくおもしろいです!頑張ってください!続き楽しみです! (2020年4月17日 16時) (レス) id: ccdc52b64f (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2019年7月29日 11時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 最&高(≧∇≦)次の更新楽しみ (2019年4月12日 17時) (レス) id: b2969f378a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蛍原 | 作成日時:2019年2月23日 23時