【約ネバ】 記憶を描く 【約束のネバーランド】

十六話 ページ18

『…これだから子供は嫌いなんだよ』






ドンに怒ったあと、キャンパスを奪っていつもの木陰にやってきた。
触られたく、なかった。






「A」




『…？あれ、エマにノーマンに…レイまでいる、珍しいねどーしたの』





「話が、あるんだ」








そうして、彼らが計画していることを全て話された。
まあ、予想はしていたけれど、まさか全員を連れて行こうとしてるなんて、






「Aに、手伝ってほしいんだ」




『え？やだよ？ていうかさ、なんで私に言っちゃったの？
ノーマン達が言わなければ、出荷されるまでは幸せに生活できたのに』






嫌味を込めてそういう
脱獄なんて馬鹿な真似、もう二度としたくない

最期まで、幸せでいたい




そのままそこを去ろうとしたら、レイに引き止められた







「お前、知ってただろ、外の世界のこと」




『…何いってんの、レイ』





「一回見たことあんだよ、そのキャンパス」







キャンパスのことを言われ、思わず強くキャンパスを握りしめた。








「鬼が、描いてあるだろ」







その言葉に、ノーマンとエマはひどく驚いていた

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