【文スト】 気がついたら違う世界の神様になってたとかウケるんですけど 【文豪ストレイドッグス】

ウケる　2 ページ2

『うーん…何も覚えてない…』



猫達と会話は出来るわ、人に話しかけてもガン無視されるわ…
自分死んだのかな、とも思ったが、生憎そんな記憶はない。


ぷかぷかと宙に浮きながら神社の中を探索する事にした。



結構年期の入った神社なようで、ところどころ老朽化が気になるところだ。


古くからあったと推測できるこの神社、そのおかげか通う人はお年寄りが多い
とこの状況になって数日で気づいた。



そう、数日が経過したのだ。

猫ちゃんたちとお話をして。



猫ちゃんたちは私の事を『神様』と呼び、慕ってくれている。





《神様！最近巷でぽーとまふぃあが怪しい動きをしているらしいぞ》


《神様ぁ！！お腹減ったよ〜！一緒に鼠取りに行かない？》




などなど、他愛のない話が多い。

しかし、猫ちゃんたちのおかげでここが横浜であることを知った。




聞いた直後に


…横浜？
家からむっちゃ遠いやんけ、



思わずそう呟いた。




そして飲まず食わずで3日ほどが経過した。



どうやら私は、食べなくても寝なくても死にはしないらしい。
全く状況が飲み込めないが、人にちやほやされるのは悪くはない、と思った。

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