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神様は出会う。 ページ3

『何をするの無礼者!!』


「…君、いつからそこにいたの」


『い、いひゃ…いいからこの手を放しなさい若造!』




いつのまにか背後に立っていた少女を興味深そうに見る乱歩。
その光景に、他の二人は呆気に取られていた。




『…ってあれ?君達私の事が見えるの!?』




無理矢理乱歩の手を叩いた彼女は、目を大きく見開いてそういった。
なんのことを言っているのか分からなかったが、太宰と乱歩は納得しているようだった。




「なるほど…私の異能が発動したのか…」


「へぇ…それじゃあこの子は…」


「一般人…ではなさそうですけど…」




二人で話始める。
疎外感を感じる敦と少女。



『わ、私を置いて話を進めないでよー!!私は神様!!このお寺を護る神様なの!』




耐えきれなくなった少女は、そう叫んだ。




「「「神様?」」」




三人の声が揃う瞬間だった。




『そうだよ!!だから私を敬いなさいな若造共!!』




ふふん、と自慢気に彼らを見下ろす。
すると、乱歩は興味無さそうに二人にこう言った。




「…太宰、早く駄菓子屋さんに行こう。僕もう耐えられない…」


「え…ちょっと乱歩さん!?」




無理矢理二人を連れて、そそくさにお寺から出ていってしまったのだ



『…え、ちょ、ちょっと待ってよ!!』

神様は置いていかれる。→←設定



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蛍原(プロフ) - 桜さん» できました!!良ければご覧ください!まだ一話しか更新していないのですが、今週中には後進します! (2018年12月22日 12時) (レス) id: 5ee87af96c (このIDを非表示/違反報告)
蛍原(プロフ) - 桜さん» いつもコメントありがとうございます(泣)嬉しい限りです…!!作品ができ次第すぐに報告いたしますね!!いつもありがとうございます! (2018年12月6日 18時) (レス) id: 5ee87af96c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - リメイク楽しみです!蛍原様のトリップものは何でも面白いので…。期待してますね! (2018年12月6日 15時) (レス) id: 82dd3dbdde (このIDを非表示/違反報告)
蛍原(プロフ) - 桜さん» 嬉しいお言葉とコメントありがとう御座います…!!嬉しすぎます…!!これからも頑張りますのでよければまた見てやってくださいませ…!! (2018年11月4日 23時) (レス) id: 5ee87af96c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - カティです。このお話も凄く面白い…!お気に入り登録、させていただきました!蛍原様の創る作品はどれも面白くて大好きです! (2018年11月4日 22時) (レス) id: 82dd3dbdde (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蛍原 | 作成日時:2018年11月4日 20時

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