ryokataomoi_47 ページ47
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you_side
美優「…魂抜けてんだけど。こりゃなんかあったな」
慎「Aおいで、」
やだ。もうやだ。
なーんにもする気にならない
あれから直行で登校して、ふらふら〜って教室に来た気がする
教科書とか かばんから出さないといけないのに
それすらもしたくない
あぁ…わたしこれから生きていけるのかな
貴「…ま、まこぉ……」
慎「よしよし、どうした」
美優「…え？いや、あんたらがどうした」
慎「抱きしめてるの」
美優「うん、そうだけど…いや！そうじゃなくて！！」
貴「まことあったかい……」
美優「A！！目を覚ませ！！」
正面から抱きしめられてたけど
後ろから美優に引き剥がされて
慎のぬくもりが消えた
あぁ、美優もう少しだけ許して…
今のわたしにはぬくもりが足りてないの…
慎「よし！A、昼は一緒に屋上で食べよ！」
貴「…うん、ありがとう」
まことは、何か勘づいてる…？
ものすごく励ましてくれてる気がして
不思議と、胸があたたかいモノで満たされていく
美優「……わたし、いつでも空いてるからね」
貴「ん？なにが？」
美優「何かあったのはもう分かってるから。言いたくなったらわたし飛んでくからね」
貴「んん〜！美優だいすき」
美優「ははっ、わたしも。ほら、早く準備しな？」
なんていいひとたちなんだろう
いつもそばに居てくれて
いつも話を聞いてくれて
いつも心を満たしてくれる
…へこたれてちゃだめだ
自分で立ちあがらないと
って、意気込んだのに
" え、待って待って、川村先輩居るんだけど！ "
"めっちゃいい匂いする〜 "
壱「……失礼します」
たった今、悩みの種のお方がドアの向こうに
えぇ〜！な、なんで来ちゃうの…
いや！会いたかったけど！会いたかったけどちょっと今じゃない気が…
あ、いつもより制服着崩してる
いい匂いだぁ
…って、そんなことより！！
ど、どうしよ…
喋らなくても分かる
雰囲気が怒ってるよ、雰囲気が
あわよくば違う生徒とかに用事…
壱「…A」
…ですよね
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ほくとすきぴ - ありがとうございます！もう読みました！！高評価もしときました！！ (2019年11月4日 22時) (
レス) id: 9642d3d62d (このIDを非表示/違反報告)
あおさ(プロフ) - ほくとすきぴさん» 続編は本日公開する予定です！長らくお待たせして申し訳ございません…引き続きこの作品を読んでいただけると嬉しいです！ (2019年11月4日 15時) (レス) id: 60af2731f6 (このIDを非表示/違反報告)
ほくとすきぴ - 続きってないんですか？？早く、話が見たいです。まってます！ (2019年11月4日 14時) (レス) id: 9642d3d62d (このIDを非表示/違反報告)
あおさ(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます！！ (2019年10月23日 21時) (レス) id: 60af2731f6 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます。続きも楽しみに待ってます (2019年10月22日 8時) (レス) id: bf92d71722 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおさ | 作成日時：2019年4月5日 12時
