ryokataomoi_44 ページ44
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Kazuma_side
なんでこんなことになったのか
父さん達にも聞いてなかった
梨花「壱馬、これここでいい？」
壱「…あぁ、うん」
ひとり、時々Aとふたり。更に時々親が帰ってきて。
Aと一緒にそんな暮らしをおくってきた
朝はAが起こしてくれて、飯はAが時々作ってくれて
でも梨花も飯作れるからな…
もうAに作ってもらわんでも良くなるのか
小学生の時から家事全般をこなしていた梨花
お嬢様だからといって特別扱いはされず、母親に日頃から教わってたのを思い出す
Aに、言うべきなのか
連絡しようかな…
テーブルに置いてあるスマホに手を伸ばす
ぱっ とついた画面には、俺とAのツーショット
Aが入学してきた時、一緒に屋上で撮ったもの
そっか、このときはロングやったな
今はミディアムやから懐かしい
壱「…ふっ、かわい」
写真見てにやつくの、きもいかもしれんけど
だって仕方ねえもん。好きやから
なんて
相当重症かもな、俺
梨花「……彼女？」
壱「いや…って！びっくりした、」
梨花「ごめん、気になって」
壱「…電話してくるから」
梨花「あ、うん」
リビングを出て、連絡先を開いてAにかける
プルルル、 と規則的な音が響く
《…もしもし、先輩？》
壱「あ、A。帰ってきたん？」
《はい、今帰ってきました》
3コール目で出た電話からは、大好きな声
《珍しいですね、先輩が電話なんて》
壱「…まあな」
《どうしたんですか？》
壱「あー…、しばらく飯いいよ、って話」
《…あ、え？ごはん…》
壱「うん。ごはん」
《え、食べ…あ、ご両親帰ってこられたんですか、？》
壱「親…っていうか、まあ仲のいい人」
《…分かりました。じゃあ、切りますね》
壱「…待って、」
《え…先輩？》
壱「……いや、なんでもない。また明日」
言えんやった
弁当、作ってきて、なんて
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ほくとすきぴ - ありがとうございます！もう読みました！！高評価もしときました！！ (2019年11月4日 22時) (
レス) id: 9642d3d62d (このIDを非表示/違反報告)
あおさ(プロフ) - ほくとすきぴさん» 続編は本日公開する予定です！長らくお待たせして申し訳ございません…引き続きこの作品を読んでいただけると嬉しいです！ (2019年11月4日 15時) (レス) id: 60af2731f6 (このIDを非表示/違反報告)
ほくとすきぴ - 続きってないんですか？？早く、話が見たいです。まってます！ (2019年11月4日 14時) (レス) id: 9642d3d62d (このIDを非表示/違反報告)
あおさ(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます！！ (2019年10月23日 21時) (レス) id: 60af2731f6 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます。続きも楽しみに待ってます (2019年10月22日 8時) (レス) id: bf92d71722 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおさ | 作成日時：2019年4月5日 12時
