ryokataomoi_29 ページ29
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先輩、怒ってなかった
ちゃんと、私の目を見て話してくれて
壱「雰囲気に飲まれたんじゃなくて、、」
貴「……先輩、」
繋がれた手
更にぎゅっ、と握られて
壱「…慎と帰ってきた時、正直ムカついた。門限破った原因が、慎やったって知って。」
貴「え……」
壱「キスしたって聞いた時は、もう自分が自分じゃなくなったみたいに、勝手に体が動いて。……雰囲気に飲まれたんじゃない。嫉妬したから、、」
予想外だった
嫉妬…？先輩が？
それって、もしかして……
ううん、違う
都合のいいように考えたらだめだ
…私のわるい癖
きっと先輩は、妹が取られたみたいな
そんな、深いものじゃない
壱「なんで嫉妬したか……分かる？」
貴「……私が慎と居たから、？」
壱「…うん、まあそれはそうなんやけど」
妹としてしか見られてない
…だから、それ以外の理由が分からなくて
いや、分からないんじゃない
期待、したくないだけ
貴「……分からない、です」
壱「……教えてやる」
繋がれていた手
ぐいっと引かれて、気付けば先輩の腕の中
貴「……へっ、」
驚いて顔をあげれば
すぐ目の前に先輩の顔が
壱「……俺は、Aがす……」
"いや、それはおかしいって…"
"なんでですか！？別におかしくないですよ！"
先輩が何か言いかけたとき、ふたりの声が
聞こえてきた
だ、だれ…？
その声に比例して
階段を上ってくる足音も大きくなる
壱「……まじかよ」
貴「え、ちょ、先輩！？」
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ほくとすきぴ - ありがとうございます！もう読みました！！高評価もしときました！！ (2019年11月4日 22時) (
レス) id: 9642d3d62d (このIDを非表示/違反報告)
あおさ(プロフ) - ほくとすきぴさん» 続編は本日公開する予定です！長らくお待たせして申し訳ございません…引き続きこの作品を読んでいただけると嬉しいです！ (2019年11月4日 15時) (レス) id: 60af2731f6 (このIDを非表示/違反報告)
ほくとすきぴ - 続きってないんですか？？早く、話が見たいです。まってます！ (2019年11月4日 14時) (レス) id: 9642d3d62d (このIDを非表示/違反報告)
あおさ(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます！！ (2019年10月23日 21時) (レス) id: 60af2731f6 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます。続きも楽しみに待ってます (2019年10月22日 8時) (レス) id: bf92d71722 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおさ | 作成日時：2019年4月5日 12時
