꒰ঌ episode.35 ໒꒱ ページ36
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「布団、か…何でも良いんだけど、腰の所に敷いて欲しい…」
なにか無いかと周りを見ると、椅子の上に掛け布団が何枚か置いてあったから、それを琥大郎の腰ら辺に敷いた。
西条「腰も痛いのか?」
「このベット硬くてな…」
西条「ははっ。お前もちゃんと歳いってるんだな」
「うるさ…悪かったな、そう見えなくて」
西条「若く見えるのは良い事だよ。じゃあ、取ってくる」
「あぁ、、すまん」
西条が仮眠室を出て行って暫く。ハンマーで叩かれてるような頭痛に耐えながらも、睡魔が襲ってきた。
「(眠い……けど、西条が薬持ってきてくれるなら…待ってた方が良いよな…)」
そう思っていても、睡魔はどうしようもない。座ってたり、動いてれば誤魔化せるけど、横になってたら尚更だ。まぁ、西条は来たら起こしてくれるだろう。もう、限界だった。
西条「あ、黒田」
黒田「西条か。…その薬、どこに持っていくんだ」
薬の存在にすぐ気付き、訝しげな目を向けてくる。黒田には言おうと思っていたし、隠しきれる事でもない。何の躊躇もなく、「琥大郎がな」と事情を話した。
丁度手が空いてるみたいで、「俺が行く」と言われたから任せる事に。
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月夜(プロフ) - もう一つの方も合わせて読ませて頂いてます。どちらも続きが気になる所で止まっているので、楽しみに待っています。 (1月2日 16時) (レス) id: ddb2a0803f (このIDを非表示/違反報告)
澄覇琉(プロフ) - 紡陽さん» お返事遅くなってしまい、大変申し訳ありません。そう言って頂けて嬉しいです。どちらも、更新頑張りますのでお待ち頂けたら幸いです (10月26日 17時) (レス) @page37 id: c92ad75ffc (このIDを非表示/違反報告)
紡陽 - お話の展開、どんどん先が気になります。女主も男主も両方続きを楽しみにしています! (10月18日 18時) (レス) @page24 id: da0cd880ab (このIDを非表示/違反報告)
澄覇琉(プロフ) - 琥珀さん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて光栄です。続き楽しみにお待ちください (7月23日 2時) (レス) id: c92ad75ffc (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - めちゃくちゃ面白いお話ですね。続きも楽しみにしてます! (7月19日 22時) (レス) @page15 id: f8aff6e512 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:澄覇琉 | 作成日時:2023年6月16日 2時