雨の憂鬱も君となら ページ5
(先生)「遅くまでありがとなっ、気をつけ帰れよ」
(A)「はい、さようなら」
ガラガラガラッ……
よしっ帰ろっ! 濡れて帰るぞ〜
そう思い、バックを抱えて一気に走り出した。
すると……
(?)「まって!」
そう言って、私を止めたのは聞いたことのある綺麗な声だった。 そうそれは…山田くん。
(山田くん)「あっ、あのさっAちゃん?だよねっ?もしかして…傘もってないの?」
(A)「あっ、はいっ…じゃなくてっ、うんっ」
(山田くん)「もしよかったら入る?俺の傘…!」
えっ…なになにこの展開!!
(A)「えっ……いいの? 私なんかが…?」
(山田くん)「もちろん、ってか…」
(A)「んっ??」
(山田くん)「Aちゃんに入ってほしいんだ」
(A)「えっ……?」
(山田くん)「俺、Aちゃんの事が好きだったんだ
Aちゃんのこと2組のやつらから色々聞いてた。保健委員でさ上級生、下級生関係なく優しく接してあげて、怪我の処置してるとことか見てて、優しい子だなって思ってて…ふと気づいたら、Aちゃんのことずっと目で追いかけてたんだ……。
ごめん、なんかキモいね笑
でも、そんな優しいあなたが好きです。
俺と付き合ってください。」
気づくと私はコックリと首をしたに下げていた。
山田くんと付き合えるの……?
山田くんが私の彼氏ってこと……?
これは、現実か夢か…? そう思い、自分のほっぺをつねってみる。
(A)「痛たたたっ……」
(山田くん)「本当にする人いるんだっ笑 Aちゃんって面白いね笑 」
(A)「へっ!? あっ、ごめん山田くん」
(山田くん)「俺の事は"涼介"って呼んで」
(A)「えっと…りょっりょっ涼介!」
(山田くん)「よくできました笑 さぁ、帰るよ彼女さんっ」
まさかこんな憂鬱な雨の日が……
こんなに最高にhappyな雨の日になるとは思いませんでした!感動(涙)
Dear, 涼介
『雨の日の憂鬱も君となら幸せな日だよ!ありがと!』
end.*・゚
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作者名:チョコクッキー?* | 作成日時:2016年11月3日 16時