救世主は ページ4
Aside
ガチャ
『マ、サ…？』
「Aっ？いるの？上がるよ？」
聞こえたのは紛れもなくあの人の声。
『祐希…なんで……』
マサかと期待して少し悲しくなった自分がいた。
「ちょっ、しゃがみ込んでどうしたの？」
私に歩み寄って顔を覗き込んで聞いてくる祐希。
『どうして祐希が…？』
「昨日から連絡いれてるのに今日になっても全然返ってこないし、
何かあったのかと思って。
あ、鍵あいてたよ。危ないから今度からはちゃんと気をつけてよ？」
今回ばかりは鍵を閉め忘れてよかったと思った。
じゃなきゃ今こうして祐希と話せていない。
「とりあえず、具合悪いんでしょ？立てる？」
私は力なく首を横に振った。
はぁ と短いため息が聞こえたかと思ったら、
体がフワッと宙に浮いた。
『祐希、ごめんね？』
「いいよ。
それより…マサさんは？」
『マサは…
も、もう出掛けたよ！』
咄嗟に出たウソ。
祐希に話しても仕方ない。
自分の事だもん。私が自力で解決しないと…
そっか。 と言うと祐希は私をそっとベッドに降ろしてくれた。
『ほんとに、ごめんね』
本当、祐希には迷惑をかけてばっかり。
「ねぇ」
いつもより低い声に少し戸惑いながら祐希の方を見た。
.
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零子(プロフ) - Nissyloveさん» そんなに感動して下さったなんて…嬉しすぎですT^T ありがとうございます!!コメントとっても励みになります(^^)更新遅めになりますが、これからもよろしくお願いします(*^^*) (2016年9月27日 23時) (
レス) id: 3b390a5d6b (このIDを非表示/違反報告)
Nissylove(プロフ) - ここで泣いてしまった……感動です！この作品大好きです！ (2016年9月27日 0時) (レス) id: 591ed1e093 (このIDを非表示/違反報告)
零子(プロフ) - ぺったんこさん» ご指摘ありがとうございます！外したつもりになってました(汗) (2016年9月20日 22時) (レス) id: 643a938285 (このIDを非表示/違反報告)
ぺったんこ(プロフ) - オリフラは外してください！ (2016年9月20日 19時) (携帯から) (レス) id: 46235445be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零子 | 作成日時：2016年9月20日 7時
