泣き寝入り ページ3
Aside
バタン とドアが閉まって部屋は静まり返った。
とりあえずソファーに座ったものの、どんどん涙が溢れてくる。
自己嫌悪と悲しみと寂しさから涙が止まらない。
『ううっ…マサっ……』
泣いて泣いて泣いて、
私はケータイに何件もの通知が来ている事も知らず
そのままソファーで眠ってしまった。
– – –
目が覚めるともうとっくに太陽は昇っていた。
『そのまま寝ちゃったのか…』
顔を洗おうと立ち上がると、
頭にズキッと痛みが走った。
『いっ、た…』
しだいに頭がクラクラしてきてその場にしゃがみ込んだ。
そういえば…
昨日はずぶ濡れになって帰って、ろくに体も拭かずに、そのままソファーで寝てしまった。
…風邪引いたんだ。
頭がぼーっとして体もだるい。
もうベッドまで行く元気もない。
どうしよう。
誰か……
マサ…
そう思ったその時。
ピンポーン と家の呼び鈴が鳴った。
出なきゃと思うが体が動かない。
『はい…』
返事をするもののこんな小さな声が玄関の外まで聞こえるわけなくて。
ピンポーン
再びなるインターホン。
それにも応えられずにいると
今度は、ガチャ と玄関の開く音がした。
.
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零子(プロフ) - Nissyloveさん» そんなに感動して下さったなんて…嬉しすぎですT^T ありがとうございます!!コメントとっても励みになります(^^)更新遅めになりますが、これからもよろしくお願いします(*^^*) (2016年9月27日 23時) (
レス) id: 3b390a5d6b (このIDを非表示/違反報告)
Nissylove(プロフ) - ここで泣いてしまった……感動です！この作品大好きです！ (2016年9月27日 0時) (レス) id: 591ed1e093 (このIDを非表示/違反報告)
零子(プロフ) - ぺったんこさん» ご指摘ありがとうございます！外したつもりになってました(汗) (2016年9月20日 22時) (レス) id: 643a938285 (このIDを非表示/違反報告)
ぺったんこ(プロフ) - オリフラは外してください！ (2016年9月20日 19時) (携帯から) (レス) id: 46235445be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零子 | 作成日時：2016年9月20日 7時
