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start of a day ページ10

ー朝ー

カーテンから差し込む光で私は目を覚ました

横を見ると何も着ていない零が、とても29歳とは思えない可愛い寝顔で寝息をたてている


A(ふふっ、可愛い…)


愛しくなって零の頬にそっとキスをする


零「んっ…」

A(あぶないあぶない。)


私は零を起こさないようにそっとベッドから出ると

服を着て朝食の支度に取り掛かった


A(今日は…サンドウィッチとスープでいいかな)


以前零に教わったようにサンドウィッチを作る

一通り準備が出来たところで私は零を起こしに行った


ガチャ…

ドアを開けるとちょうど零がハッと目を覚ましたところだった


A「おはよう、零。…って、どうしたのその汗!」


零はものすごい汗をかいている


A「ちょっと待ってて、タオル持ってくるから!」


そう言って私が行こうとしたその時

パシッ

突然零に腕をつかまれた


A「えっ…?」

零「行くな、Aっ!」

A「れ、零?」

零「頼むから…」


腕を引かれすっぽり零の腕の中に収まる私


零「俺の前からいなくならないでくれ…」


零の抱きしめる力が強くなる


A「悪い夢でも…見たの…?

大丈夫。私はどこにも行かないよ。ずっとずっと零の側にいる。絶対に。」

零「ごめん…、スコッチがやられた時の夢を見た…」

A「そっか…」

零「A…」


腕の力が緩まったかと思うと零の唇が私のに押し当てられた


A「んっ…」


だんだん深くなり息が続かなくなりそうなところで離された


A「零……落ち着いた?」

零「ああ。A、ありがとうな」

A「ううん。いつも私が不安になった時、零が助けてくれるから。側にいてくれるから。同じことをしただけだよ!」


零がうっすら笑った


A「さぁ、ご飯にしよう!」

零「A、もう作ったの?」

A「もっちろーん!」

零「俺はAが食べたい気分だけど…」

A「なっ…!朝から何バカなこと言ってんの!」


言い返すと零は笑っている

その笑顔を見て私も一緒になって笑う

彼の本当の笑顔が本当に好きで、私も零の前では心から笑顔になれる


零「ま、そういうのは夜にね(笑)」

A「ほんとにもう(笑)」


こうして私たちの1日は始まっていく

origin of zero 1→←pretty Holmes



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設定タグ:コナン , 降谷零 , 短編集
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零子(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます!これからもご愛読いただけると光栄です(^^) (2017年8月29日 8時) (レス) id: 9ab3702b5c (このIDを非表示/違反報告)
美空 - この短編集最ッッッ高です!安室さんカッコいい!(///∇///) (2017年8月15日 19時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
零子(プロフ) - Pomu☆((舞舞の旦那。さん» いえいえ!私の作品できゅんきゅんなんて…本望です(笑)とても励みになります(^^)ありがとうございます!! (2016年8月9日 22時) (レス) id: 7970285b3f (このIDを非表示/違反報告)
Pomu☆((舞舞の旦那。 - 本当にあっちこっちすいません!書いてくださってありがとうございました!やっぱりきゅんきゅんしました♪降谷さんとの夏祭り、最高でした(´ω`*) (2016年8月9日 21時) (レス) id: 77de2b7f16 (このIDを非表示/違反報告)
零子(プロフ) - コナンおたくさん» 少し遅くなりましたが海でのお話、更新致しました!これからもリクあればどんどんして下さると嬉しいです(^^) (2016年6月26日 20時) (レス) id: 0013ddcda6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零子 | 作成日時:2016年5月20日 20時

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