only you ページ3
inショッピングモール
A「広〜い!しかもきれい!!」
零「新しくできて評判だってポアロのお客さんが教えてくれたんだ。」
私たちは珍しく2連休を取れたため、杯戸町のとあるショッピングモールに来ている。
A「ねぇ零!じゃなかった透!どこから見ようか!」
零「大興奮だな(笑) 気をつけてくれよ、いつあいつらの眼が光っているか分からないからな。」
A「ごめん、つい…あ!あそこで洋服みたい!」
零「本当に反省してるのか?」
そんなことを言いながらもちゃんと零は私の買い物に付き合ってくれる。
この2日間はなかなかできないデートをしようと、2人で前から計画を立てていたのだ。
まぁ、明日が本番なんだけどね?(その話はまた後日…)
A「明日着て行く服が欲しいの。透も一緒に選んで?」
零「わかったよ。」
あれやこれや言い合いながら結局私が選んだのは小さな花柄のワンピースだった
−試着室−
A「ジャーン!どうかな?似合うかな?」
零「////…に、似合う…」
A「えっ?」
零「可愛いよ、A。」
A「/////」
よくもまあそんなストレートに…
零「自分で聞いといて照れるなよ。これは俺が買ってやる。」
A「えっ、いいよ!自分で買うから!」
零「たまの休みくらいサービスさせて?」
A「一緒にいられるだけで十分なのに…(小声)」
そう、こうやって一緒に出掛けたりするだけで、隣に零がいてくれるだけで十分なサービスなのに。
零「ん?」
A「ううん、なんでもない!じゃあお言葉に甘えて、ありがとうね、透」
買い物も済んだところで私たちは家路に着いた
in部屋
今日は本当に楽しかった。私はこうして零の彼女でいられてなんて幸せなんだろう
リビングで零の横に座り、そんな事を考えているとふと不安になった
A「ねぇ、零?零はさ、私なんかが彼女で、その…幸せ?」
零「A…。Aなんか じゃなくて、Aが いいんだよ。
俺が素でいられるのはAの前でだけなんだ。
隣にAがいてくれて、Aが俺の側で笑ったり泣いたりしてくれて、Aが俺の事好きでいてくれて…
すごく幸せだよ。」
そう言うと零は私を優しく抱き寄せた
あぁ、不安に思った私がバカだった
零はいつだってこうして私を大きな愛で包み込んでくれる
零「Aこそ、俺の彼女で幸せ?」
A「もちろん、世界で1番幸せ者だよ。」
零は満足気に笑い私の頬にキスをした。
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零子(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます!これからもご愛読いただけると光栄です(^^) (2017年8月29日 8時) (レス) id: 9ab3702b5c (このIDを非表示/違反報告)
美空 - この短編集最ッッッ高です!安室さんカッコいい!(///∇///) (2017年8月15日 19時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
零子(プロフ) - Pomu☆((舞舞の旦那。さん» いえいえ!私の作品できゅんきゅんなんて…本望です(笑)とても励みになります(^^)ありがとうございます!! (2016年8月9日 22時) (レス) id: 7970285b3f (このIDを非表示/違反報告)
Pomu☆((舞舞の旦那。 - 本当にあっちこっちすいません!書いてくださってありがとうございました!やっぱりきゅんきゅんしました♪降谷さんとの夏祭り、最高でした(´ω`*) (2016年8月9日 21時) (レス) id: 77de2b7f16 (このIDを非表示/違反報告)
零子(プロフ) - コナンおたくさん» 少し遅くなりましたが海でのお話、更新致しました!これからもリクあればどんどんして下さると嬉しいです(^^) (2016年6月26日 20時) (レス) id: 0013ddcda6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零子 | 作成日時:2016年5月20日 20時