origin of zero 2 ページ12
A「お邪魔しまーす」
零「部屋はそこの奥だから。飲み物持ってくから適当に座ってて」
A「ありがとう」
言われた通り奥の部屋に入り、ベッドに寄っ掛かり座る
A(割と綺麗にしてるんだな〜)
ガチャ
零「はい。アイスコーヒーでよかった？」
A「うん、どうもありがとう！」
いつもならどんどん会話が弾むが、今日はなんとなく空気が違う
A「……何かあったの？」
零「あ、いや…その……」
A「？？」
どうしたんだろう、珍しい
そんなに言いにくい事なのかな
しばらく沈黙が続くと、零が口を開いた
零「Aってさ…、今、好きな人とかいるの？」
A「へっ？」
想像もしなかった質問に思わず変な声が出る
A「いない…訳ではない…かな」
零「気になる奴いるんだ…？」
A「そりゃあ、まあ…一応…
そういう零こそ、好きな人いないの？」
聞かれてばかりじゃいられない
それに…零の好きな人、いるのか知りたいし
零「いるよ。優しくて、思いやりがあって、少し天然だけど、誰よりも俺を笑顔にしてくれる。」
えっ…
A「そうなんだ…」
そんなに想ってる人がいるんだ…
勝てるわけないよ…
あれ、どうしよう、泣きそうになってきた
零「Aの好きな人は？どんな人なの？」
A「一緒にいると安心できて…、しっかりしてて…、優しくて…、側にいたいって、思える人だよ」
零「そっか」
いっそのこと、好きだと言ってフラれてしまおうか
その方が楽なんじゃないか
どうしよう…
零「あのさ…今から言う事聞いても、これからもこうやって仲良くしてくれる？」
A「え、そりゃあ…もちろん零とはずっと仲良しでいるつもりだよ？」
ふぅ〜と息をはくと零が真剣な眼差しになった
零「A、ずっと前から好きだった。
お前が引っ越して行ってからも忘れられなかった。
警察学校で再会できたのも本当に嬉しくて、一緒に過ごしてるうちにどんどんお前に惹かれていった。
好きな人がいるのかもしれないけど…
Aが好きだ。
俺と付き合ってほしい。」
A「え…」
嬉しくて、ただ嬉しくて、涙が溢れてきた
A「私も零が好き…。こんな私でよかったら、よろしくお願いします。」
そう言うと零に引き寄せられて抱きしめられた
零「これからは俺がAを守るから…」
こうして私達は出会い結ばれ、黒の組織と闘いながらも
幸せな今を過ごしている
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零子(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます！これからもご愛読いただけると光栄です(^^) (2017年8月29日 8時) (
レス) id: 9ab3702b5c (このIDを非表示/違反報告)
美空 - この短編集最ッッッ高です！安室さんカッコいい！(///∇///) (2017年8月15日 19時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
零子(プロフ) - Pomu☆((舞舞の旦那。さん» いえいえ！私の作品できゅんきゅんなんて…本望です(笑)とても励みになります(^^)ありがとうございます!! (2016年8月9日 22時) (レス) id: 7970285b3f (このIDを非表示/違反報告)
Pomu☆((舞舞の旦那。 - 本当にあっちこっちすいません！書いてくださってありがとうございました！やっぱりきゅんきゅんしました♪降谷さんとの夏祭り、最高でした(´ω`*) (2016年8月9日 21時) (レス) id: 77de2b7f16 (このIDを非表示/違反報告)
零子(プロフ) - コナンおたくさん» 少し遅くなりましたが海でのお話、更新致しました！これからもリクあればどんどんして下さると嬉しいです(^^) (2016年6月26日 20時) (レス) id: 0013ddcda6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零子 | 作成日時：2016年5月20日 20時
