always ページ2
彼と私は俗に言う黒の組織に潜入している。
ちょうど今2人で任務を終えたところだ。
零「おつかれ。今日も大活躍だったな。」
A「まあね〜、さっさと終えて早く零と帰りたかったから。」
一応付け加えておくと私たちは付き合っている。お互い一人暮らしだったため今は零の家に2人で住んでいる。
ガチャ
A「ただいま〜、今日も疲れた〜」
そのままソファにダイブした
零「そんなとこで寝たら風邪ひくぞ。眠いならもう寝たら?」
A「でもまだ零は寝ないんでしょう?」
私は昔から任務を終えた後1人で寝るのが苦手だ。だからなるべく零が寝るまで起きていたい。
零「まったくAは相変わらずだな。一緒に寝て欲しいならそう言えばいいものを。」
A「だ、だって…」
恥ずかしくて言えないよ。分かってるくせに。
零「疲れたんだろ?いいよ、側にいてやるからもう寝ろ。」
A「うん、ありがとう。」
恥ずかしさから声が小さくなる。
ベッドに入ると零が私を優しく包み込んだ。
A「えっ、、零…?」
顔を上げると零は優しく微笑んでいた。
零「なにも心配しなくても、俺はずっとAの側にいるから。何があっても守ってやるから。」
A「零…」
零「組織に潜入しているから、毎日不安でいっぱいなんだろ?特に任務があった日は敏感になっているせいで不安が倍増する。だから1人で寝たがらないんだろ?」
その通りだ。やっぱり零には隠し事をしても、全て見透かされている。
零「その顔だと図星だな(笑)」
A「もう。ほんと洞察力が長けてるんだから。」
零「Aのことくらい、顔を見れば分かるさ。」
零が私の頭をなでギュッと抱きしめた。とても心地の良い香りがする。
A「いつもありがとう。大好きだよ、零。おやすみなさい。」
零「A…」
零が私の頭にそっとキスを落とした。
零「俺も好きだよ。おやすみ、A。」
その言葉に安心し、私は大好きな人の腕の中で眠りについた。
91人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
零子(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます!これからもご愛読いただけると光栄です(^^) (2017年8月29日 8時) (レス) id: 9ab3702b5c (このIDを非表示/違反報告)
美空 - この短編集最ッッッ高です!安室さんカッコいい!(///∇///) (2017年8月15日 19時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
零子(プロフ) - Pomu☆((舞舞の旦那。さん» いえいえ!私の作品できゅんきゅんなんて…本望です(笑)とても励みになります(^^)ありがとうございます!! (2016年8月9日 22時) (レス) id: 7970285b3f (このIDを非表示/違反報告)
Pomu☆((舞舞の旦那。 - 本当にあっちこっちすいません!書いてくださってありがとうございました!やっぱりきゅんきゅんしました♪降谷さんとの夏祭り、最高でした(´ω`*) (2016年8月9日 21時) (レス) id: 77de2b7f16 (このIDを非表示/違反報告)
零子(プロフ) - コナンおたくさん» 少し遅くなりましたが海でのお話、更新致しました!これからもリクあればどんどんして下さると嬉しいです(^^) (2016年6月26日 20時) (レス) id: 0013ddcda6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:零子 | 作成日時:2016年5月20日 20時