意外と抜けてる? ページ9
『じゃあ私部屋こっちなので!』
レイス「あら、私もよ」
『なら、途中までご一緒しましょ〜』
レイス「えぇ」
バンガロール「じゃあまた明日」
ライフライン「寝坊するんじゃないよ?」
『はーい!』
はぁぁぁ…楽しい1日だったぁ
これからここで生活するのかぁ
思ったより楽しそうじゃん
本当の
目的を
忘れて
しまいそうな
ほどに
レイス「…A、どうかした?」
『ん?あぁ、何でもないですよ!それよりレイスさんってお酒強いんですね、びっくりしました』
レイス「そう?でもそうね、ここに来てから前より飲めるようにはなったわ」
『それってバンガロールさんの影響ですか?』
私がそう言うと、レイスさんはふっと笑った
そ、そんないたずらに笑わないで下さい…!私の心の臓は1つしかないんです!……5つくらいあればよかったのに
それにしても整った顔立ち………っは!思わず見惚れてしまった
『あ、あぁそうだ、レイスさんって部屋どこです?』
レイス「…部屋?」
『え?いや、部屋戻るんですよね?』
レイス「あぁ、そうだった」
も、もしかして…
『レイスさん…酔ってます?』
レイス「まさか、酔ってないわ」
彼女は真っ直ぐな瞳でそう言い切る
『レイスさん……
それ、自販機です…』
レイス「…?」
自販機を見つめてるだけで絵になるレイスさんは天界から来たのだと思います(真剣)
とりあえず真っ直ぐに視線注がれる自販機羨ましすぎるから場所変われ?な?そこはお前の場所じゃない、私の場所だ。
でもいくら私が赤い服着てるからって…自販機と間違えなくても…
涼しい顔してるから全然へーきだと思ってたけど、顔に出ず酔うタイプなのかな?
『一人で大丈夫ですか?』
レイス「えぇ。部屋…ここね」
ドアには格好いいフォントで“レイス”と書かれている。自分で書いたのかな?達筆すぎて惚れそうなんだけど
『良かった、合ってますね』
こういうところはしっかりしてるんだもんなぁ
レイス「声がそう言ってる…気がしたわ」
『声すげぇ…全く、あんまり無理しないでくださいね』
レイス「大丈夫よ、ありがとう」
『じゃあ、おやすみなさい』
レイス「おやすみ」
盛大な1日が終わった
明日へつながる、1日が。
『明日から、頑張んなきゃなぁ…』
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かぼちゃ(プロフ) - 真夜さん» 真夜様、とても嬉しいコメントをありがとうございます!歓喜して頂けるとは…!感謝しかありません!拙い文章ですが、これからもよろしくお願いします! (2020年11月10日 20時) (レス) id: 3189cdcc7b (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - こんにちは!いつも更新を楽しみ読ませていただいてます(^^)レイスが好きなのですがなかなか書き手の方がいらっしゃらなくて、かぼちゃ様の作品を見つけて歓喜しました…!これからも楽しみに読ませて頂きます(*^^)v素敵な作品ありがとうございます! (2020年11月10日 17時) (レス) id: c3ed1a5107 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かぼちゃ | 作成日時:2020年4月13日 17時