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次来る衝動を覚悟していると体が重力に従ったのがわかった。
不思議に思い顔を上げれば、そこには黒髪切れ長の黒目が特徴の男子がいた。
僕が必死に押さえ込んでいた教師をあっさりと押さえつけ、しかも縛り上げた。
「有り難う」
？「いや、寧ろこっちがお礼を言わなきゃだよ。瞬時に動いてくれたから被害が少なかったんだ。でも…」
そう言って彼は僕の肩を見る。其処には服にも肌にも穴が開き真っ赤になった傷があった。
「平気だ。痛みはあるが問題ない」
？「それ、問題しかないよね」
nd「結紀大丈夫…じゃない！し、止血しないと！！」
「いや、こんなんじゃ死なないから平気だよ」
nd「そう言う問題じゃない！」
菜津が心配して色々言ってくるけど、なんとも言えないので軽く流す。ちょっと安心できていたのも束の間、すぐに別の場所で悲鳴が上がる。
其処には先の教師と同様に生徒に襲いかかる姿があった。助けに行こうとするも、体が震えうまく動かせない。何故だ？さっきまであんなに動けていたのに。
どちらにしろこのままここにいるのは良くない。助けようとなんとか足を踏み出す
が、その必要はなかったようだ。隣の教室から文字通り飛んできた男子が綺麗に飛び蹴りをかます。
？「大丈夫か？お前らもボサッとしてないで動け！死にたいのか！」
どうやらここにきて動ける人が出てきたらしい。少しづつだが、周りの奴らの心境も変わってきているようだ。
？「お！一哉じゃんか！」
kz「孝行ナイス！」
そうしてこちらを見やり、にこやかに声をかける。それに反応したのは隣のやつだ。
tk「どう言うことだよこれ」
kz「わかんない。でもとりあえず逃げないと」
tk「逃げるったって何処に…」
まずはこの状況を調べなきゃいけない。でも全員の安否の確認が取れて、考える時間が取れる場所。
「菜津」
nd「何？」
2人や周りの話し声なんて聞こえていない。その方が冷静になれるから。
「今ならまだ、体育館って誰もいないよな」
nd「そうだね、さっきまで職員室に集まってたはずだから…！」
なら今行けば誰もいないから確実に制圧できる。しかも耐震工事を含めた安全性もかなり高くなっている。広いし、集まるならここ以外は外ぐらいだろう。
急がないとな。
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あげのり(プロフ) - 瀬木さん» …た、確かに。すみません、本当にすみません。ありがとうございます。 (2020年2月10日 10時) (
レス) id: 811184b721 (このIDを非表示/違反報告)
瀬木(プロフ) - もし四月始まりなのだとしたら二年と九ヶ月は一月ではないでしょうか……？ (2020年2月9日 22時) (レス) id: 321e35c9c5 (このIDを非表示/違反報告)
あげのり(プロフ) - 瀬木さん» いえいえ！でも確かに、急に出てきたら驚きますよね。最初の方に説明など、加えておく必要がありそうですね！ (2020年2月7日 23時) (レス) id: 811184b721 (このIDを非表示/違反報告)
瀬木(プロフ) - あげのりさん» あ、成る程ありがとうございます！パッとわからなかっただけです、すみませんm(_ _)m (2020年2月7日 23時) (レス) id: 321e35c9c5 (このIDを非表示/違反報告)
あげのり(プロフ) - 瀬木さん» ndは省略ですね。設定しないでいくと、なづ→nadu→ndという風に誰のセリフか表示するためにやりました！見辛かったですかね。 (2020年2月7日 1時) (レス) id: 811184b721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あげのり | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/raimu2/
作成日時：2020年2月3日 21時
