未来予想図【改訂版】

7 side春翔 ページ21

さっきの声はなんだったのか…
とりあえず飯冷めるからとっとと降りてこないかなぁ。
食べちゃおうか。

チラッと水姫の方を見れば肩を震わせ笑いを堪えている…堪えきれてないけど。

手を伸ばそうか考えていると階段から足音と話し声がする。どうやら起きてきたようだ。



春「遅くない？」

莢「ごめん。携帯充電できて無くてアラーム鳴らなかった」

一「馬鹿じゃん」

蒼「煩い」

慎「いいから食べよ〜」



席につきやっと飯にありつける。
午後何しようかな〜。あっ、新しい絵描かないと…
わいわいと話し始めるみんなを見てると、待ってたのこっちなんだけど…って思えてくる。

あと少しでご飯がなくなるって時に、思い出したかのように水姫が口を動かす。



水「…んっと、そういえばさっきのなんだったの？」

蒼「何が？」

水「莢扉の悲鳴」



それに伴い慎が軽く吹き出し、莢扉は顔を真っ赤にする。
女子か。



春「あーね、気になる」



まぁ、気になることは気になるんだけどさぁ。流石に煩すぎるよ笑



慎「あのなぁ…」



と、慎に教えてもらう。莢扉は顔を俯かせているが顔が真っ赤なのは隠せてない。
一紀と蒼桗、慎は笑ってる。

かくいう俺らもだんだんと笑いが抑え切れなくなり、仕舞いには大爆笑。



水「あっはははははは！」

春「ふはは。それは草」

莢「僕悪く無くない！？慎が悪いって！！あんなのびびるもん！！」

慎「でも目覚めたでしょ？」

莢「覚めたけど！！」



やばい笑いが止まんない。その顔見たかったわ笑



莢「もう終わり！ご馳走様しよ！」



あー。これしばらく弄れるな笑
挨拶を終わらせて、それぞれ思いのままに過ごす。
んー。仕事しなきゃなぁ。

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