バッドエンド慎編…Part3 ページ24
狼…水姫。兎…蒼桗。虎…一紀。猫…慎。梟…莢扉。狐…春翔。
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狼「ぅっし!んじゃまぁ行くか」
そんな少年を落ち着かせた狼たちは立ち上がる。
猫「連れて行くのか…」
狼「んー。どうしよっか?」
兎「梟辺りが怒りそう」
狼「いや、梟はかわいがるだろう。問題は虎だなぁ」
虎は大の子供嫌いである。そんな虎がどこの誰ぞと知らぬ輩を引き受けるわけがない。
そんななり行きを見守る少年の目に涙がたまって行く。
少年「…っぼ、く。ぅぁ、ご…めんなさい」
兎「あー、ほらほら泣くなよ〜。男だろ?」
狼「そうだぞー?そんなすぐに泣いてたら強くなれないぞー?」
猫「梟か?子供を保護したのだが…」
自分の不甲斐なさにまたも泣きじゃくる少年。そのあやしを2人に任せ、猫は梟へと連絡を取る…。
梟《んー?まじかぁ。任務にあたっては邪魔だな。まぁ聞いたところ敵ではないんしょ?じゃぁ頑張って守っとくか?なるべく死体とかは見せんなよ?」
猫「わかった」
だが、ここに子供好きがいるわけではない。いや狼ならいけるか…。実際、狼も保護の対象ではあるため2人には一緒にいてもらうことにした。
先に進むに連れて、彼らのテンションは上がって行く。梟が、見たら説教ものであっただろう。
ため息をつきながら、猫は後を追って行くのであった…。
天井が落ちてくるまでは…。
4人「うぉおおおお!?」
驚いている間にも次々と落ちてくる瓦礫。猫は素早く、瓦礫を避け近くにいた少年の首根っこを掴む。
その際に少年から《ぐぇっ》っと言った声が聞こえたが無視だ。
兎「よっと」
狼「よっ、ほっ、やぁっ…」
兎も悠々と避けていたが、狼だけはうるさく避ける。
最初の方はあの少年はどこだ!などと言っていたが、そうこう言ってられなくなったらしい。
…避ける時に声が出る余裕はあるが…。
数分後、瓦礫の雨は収まり銃を構えて狼と少年を守るように立つ2人と、守られてる狼の耳に入ったのは
梟《すまんすまん。笑笑。間違えて罠発動させっちった》
という声だった。
もはや声色的にも確信犯であったがために3人からとてつもない殺気が溢れたのはまた別の話…。
猫は少年を下ろし先を急いだ。
猫「まったく何をやってんだか…」
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あげのり(プロフ) - はるかぜさん» 見ててくれたんだね!!ありがとう (2019年5月21日 22時) (レス) id: 811184b721 (このIDを非表示/違反報告)
あげのり(プロフ) - はるかぜさん» なる早で頑張るぉ!! (2019年5月21日 22時) (レス) id: 811184b721 (このIDを非表示/違反報告)
はるかぜ - to be continued…!してくれないかなーん true endでhappy end ……期待してても良いですか?笑 (2019年5月21日 21時) (レス) id: 321e35c9c5 (このIDを非表示/違反報告)
はるかぜ - 読むの遅れた〜!ごめんねぇ。完結おめでとー!!お疲れさま! (2019年5月21日 21時) (レス) id: 321e35c9c5 (このIDを非表示/違反報告)
あげのり(プロフ) - はるかぜさん» おう! (2018年10月26日 23時) (レス) id: 811184b721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あげのり | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/raimu2/
作成日時:2017年12月30日 22時