バッドエンド慎編…Part1 ページ22
狼…水姫。兎…蒼桗。虎…一紀。猫…慎。梟…莢扉。狐…春翔。
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地下組と別れた3人は地下一階を散策していた。ここは武器庫であり、練習場。流石にまだ練習してるやつはいなかったが、狼が遊び出す。
狼「おっ!これいいなぁ。俺らんとこに持って帰る?」
猫「嫌、必要ないだろ。こっから足洗うんだし」
兎「だな。笑笑。でも梟あたりが欲しがりそう」
猫&狼「だな」
梟「ふぇっくしゅ」
狐「風邪か?」
虎「そりゃねぇよ。笑笑」
暫くして移動すると、今度は武器庫に到着した。
別れてからここまで来るに至っては、まだ敵を発見していなかった。
狼「おかしいな」
猫「だな」
兎「敵いなさすぎるな」
武器庫にもその敵の姿はなく。所々持ち出された跡がある棚などしかなかった。
暫く様子見も兼ねて歩き回っていると、ナイフを持ち、うずくまった少年がいた。
少年「うわぁぁぁぁぁぁ」
猫「っ!」
狼&兎「猫!」
少年は走り出し、精一杯ナイフを猫に突き刺そうとした。
だがその頑張りは虚しく、猫にはたき落とされてしまった。その猫は不意打ちにもかかわらずひらりとかわし、少年を抑えつけナイフを取り上げる。
少年「っゔ。ひっぁ。ごめんなさい。ごめんなさぃ」
泣き崩れ、命乞いをし出す少年はどこからどう見ても組織のものではなかった。第一にこの組織では未成年は雇うことはないのだ。
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あげのり(プロフ) - はるかぜさん» 見ててくれたんだね!!ありがとう (2019年5月21日 22時) (レス) id: 811184b721 (このIDを非表示/違反報告)
あげのり(プロフ) - はるかぜさん» なる早で頑張るぉ!! (2019年5月21日 22時) (レス) id: 811184b721 (このIDを非表示/違反報告)
はるかぜ - to be continued…!してくれないかなーん true endでhappy end ……期待してても良いですか?笑 (2019年5月21日 21時) (レス) id: 321e35c9c5 (このIDを非表示/違反報告)
はるかぜ - 読むの遅れた〜!ごめんねぇ。完結おめでとー!!お疲れさま! (2019年5月21日 21時) (レス) id: 321e35c9c5 (このIDを非表示/違反報告)
あげのり(プロフ) - はるかぜさん» おう! (2018年10月26日 23時) (レス) id: 811184b721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あげのり | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/raimu2/
作成日時:2017年12月30日 22時