バッドエンド春翔編…part7 ページ16
狼…水姫。兎…蒼桗。虎…一紀。猫…慎。梟…莢扉。狐…春翔。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
爆弾で瓦礫を落とし、ターゲットどもと対面した春翔。
瓦礫を落とした時梟と目が合い、あいつ怒ってんだろうなぁなんて考え、思わず笑みがこぼれてしまっていた。
背後から聞こえる声を聞いていると前から攻撃が降り注ぐ。前から横から。上から下から。避けて受け流してを繰り返すも数の差から反撃が打てずにいた。
ニヤリと笑う相手のこめかみ目掛けて、先程頂戴した銃を構える。相手は予想していなかったのか目を見開いている。春翔はその隙を見逃さずにすかさずナイフを放つ。それは見事に命中し、たろれる相手のボス。
春「…。っふぅ!おーい聞こえる?終わったよぉ〜」
なんて声をかければ帰ってくる怒号。だがその直後、春翔は相手のSPによって深々とその体を貫かれた。
なんとか受け答えしながら帰る約束をするもその間も滅多刺しにされうまく力が入らない。声を返す気力もなくなり目を閉じかけたその時、逃げ行くSPの1人を捉え咄嗟に銃を撃つ。
見事に命中したが、上から瓦礫が降ってきてその下敷きになる。
春(あーあ。終わっちゃったなぁ。みんなに怒られちまうなぁ)
そんな事を考えながら春翔は最後を迎えた…。
誰にも看取られずに…。
幾日経つも帰ってこない春翔。誰しもがその意味をわかっていた。わかっているけどもあいつの事だ、きっとその辺からひょっこり顔を出すかもしれない。
そう思ってしまう。
だが…その日は何年経とうが来なかった。
この世界から足を洗った皆んなは、少しづつ生活を取り戻して行ったが、春翔に関わることは決してその時間から進む事は無かった。
bad end…
嘘が得意なお狐さん
バッドエンド莢扉編…part1→←バッドエンド春翔編…part6
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あげのり(プロフ) - はるかぜさん» 見ててくれたんだね!!ありがとう (2019年5月21日 22時) (レス) id: 811184b721 (このIDを非表示/違反報告)
あげのり(プロフ) - はるかぜさん» なる早で頑張るぉ!! (2019年5月21日 22時) (レス) id: 811184b721 (このIDを非表示/違反報告)
はるかぜ - to be continued…!してくれないかなーん true endでhappy end ……期待してても良いですか?笑 (2019年5月21日 21時) (レス) id: 321e35c9c5 (このIDを非表示/違反報告)
はるかぜ - 読むの遅れた〜!ごめんねぇ。完結おめでとー!!お疲れさま! (2019年5月21日 21時) (レス) id: 321e35c9c5 (このIDを非表示/違反報告)
あげのり(プロフ) - はるかぜさん» おう! (2018年10月26日 23時) (レス) id: 811184b721 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あげのり | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/raimu2/
作成日時:2017年12月30日 22時