バットエンド春翔編…Part5 ページ14
狼…水姫。兎…蒼桗。虎…一紀。猫…慎。梟…莢扉。狐…春翔。
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梟「おっかえりぃ〜」
その後、周りの気配を探りながら帰ってきたが無事に梟のところまでたどり着いたようで…。敵との交戦は全くと言っていいほどなかった。
狐「なんかおかしいけど、取り敢えず上と合流するか」
梟&虎「了解/りょー」
上へ向っていると結構な銃声が聞こえて来る。そして最後に爆発音で終わった。
虎「…。行くか」
2人「うん」
階段を登りきると、散らばる人だったもの。元の色がわからない赤い絨毯。本来ならばモザイクをかけて吐き気を押さえたくなるブツ。食用だったら美味しいだろうに…。
そしてその先を見据えると、下組よりも遥かに赤く染まった3人が…。ブツを踏みながら近づいて行くと彼方もこっちを振り向く。
狐「ぉおーおつかっ…」
狐は最後まで言い終わらなかった。
狼「なっんでぃてめぇらはんな綺麗なんだよ!!!おっかしいだろ!?俺らこんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁにまぁっかっか!わかる!?」
狐「ぁぁぁぁぁ」
虎「なんか〜、みんなこっちに流れ込んで行ったみたい。笑笑」
上組「まじかぁぁ」
そんなこんなで上組の愚痴をずっと聴きまくった下組はメンタル的に来るものがあった。
猫「なぁ、そろそろ行かない?」
狼「んぉー?そーだな。行くか」
その言葉に続き、みんなそれぞれ返事をして狼を先頭に歩き出す。
しばらくしてついた最上階フロアにつながる階段。登りきった先の扉の向こうから尋常じゃない数の気配が…。
兎「お、多すぎじゃない?」
猫「何だよ兎ぃ〜び…」
梟「もうその下りいいから!」
虎「まぁ見た所、ボスを守るために集めたって感じだな」
狐「そだなぁ〜」
狼「よっしゃっ!いくぞぅ!」
そう言ってドアを開け放ち流れ込む6人。
体力も限界の中、どこかそれを感じさせない全員の動きは飛んだバケモンだ。
でもそんなバケモンどもはやっぱり人間なようで、戦いが終わる頃には全身傷だらけ。弾なども底をついていた。
兎「なぁ…。敵のボスはどこだ?」
その声にハッとし全員あたりを見回す。
だがその近くには人の気配はなかった。
狐「クッソ」
虎「おいっ!狐!」
猫「こういう時って最初に動いた奴が死ぬよな笑笑」
梟「んなこと言ってる場合か!」
そう声を発し走り出す狐。その後ろを追いかける5人だった。
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あげのり(プロフ) - はるかぜさん» 見ててくれたんだね!!ありがとう (2019年5月21日 22時) (レス) id: 811184b721 (このIDを非表示/違反報告)
あげのり(プロフ) - はるかぜさん» なる早で頑張るぉ!! (2019年5月21日 22時) (レス) id: 811184b721 (このIDを非表示/違反報告)
はるかぜ - to be continued…!してくれないかなーん true endでhappy end ……期待してても良いですか?笑 (2019年5月21日 21時) (レス) id: 321e35c9c5 (このIDを非表示/違反報告)
はるかぜ - 読むの遅れた〜!ごめんねぇ。完結おめでとー!!お疲れさま! (2019年5月21日 21時) (レス) id: 321e35c9c5 (このIDを非表示/違反報告)
あげのり(プロフ) - はるかぜさん» おう! (2018年10月26日 23時) (レス) id: 811184b721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あげのり | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/raimu2/
作成日時:2017年12月30日 22時