【HQ】 黒歴史しかない高校時代に戻ってたとか勘弁して欲しい 3【ハイキュー】

93話 ページ7

日向の主張では、田中先輩はかっこいいが
しかし、女子にはその良さをわかってもらえない、とのこと。






「なるほど…そうだよな、俺はかっこいい！！」







なんでそんなに自信満々に言えるんだよ、なんて思いながら菅原先輩のそばで立つ私。
ちゃっかり帰ろうとしたが月島と菅原先輩に止められた。

今私を帰らすと田中先輩がうるさいらしい。









「おう！りゅうはかっこいいぞ！！漢らしくてな！！」








はっきりとした声でそういう西谷先輩。
それとは反対に、








「いや、単純に顔が怖いだろ、お前」







と言い放つ縁下先輩。
いやぁ、結構言うなぁ、なんて笑い出しそうになりながらもこらえる。









「うるさいぞ力！！
そうか、俺はかっこよかったんだ…女子がそれに気づかないだけで…」









自分自身に言い聞かせる先輩。
いや、おかしい、その考えはおかしいって









『…せ、先輩？』





「お、なんだ佐藤！俺のモテポイントでも見つかったか？」









清子さんじゃなくても女子に言われるなんて照れるなぁ、なんて頭をかく先輩
これは、自分に原因があると本気で思ってないパターンだ、


このまま大人になったら、やばいぞこの人









『本当に、そうお考えなんですね…自分には、否がないと…
馬鹿なんですか？馬鹿なんですね！？あぁもうっ！！そこに正座して下さい！！』









知り合いを、変な大人にしてはいけない
そんな謎の使命感でボードの前に立った。

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