囚われの少女 弐 【鬼滅の刃】

囚われ 肆拾伍 ページ7

蝶屋敷に到着した私は胡蝶さんに物凄く叱られた


｢Aさん!!足を挫いているのに走ったり、肋が折られているのに呼吸を使ったり!!
今後に響いたらどうするんですか!?｣


胡蝶さんは基本、怒らないから余計に怖い



『ご…ごめんなさい…
でも、今回は相手が強くて』


すると突然笑顔になった胡蝶さん


変なこと言った？



｢しばらく私が預かります。
そして、機能回復訓練を受けてください｣


機能回復訓練って…


結構前にやったことあるけど、凄くキツいよね!?


特に体を伸ばすやつ


私、体が硬いから泣くよ!?



｢うむ!!よろしく頼むぞ胡蝶!!｣

｢俺達は帰る。頑張れよA｣


私はしばらく師範と冨岡さんに手を振り、蝶屋敷の中へ入っていった





｢ここがAさんの部屋です｣


八畳程の広さ


ベッドと机と棚がある


日当たりもいい



｢あ、隊服を洗いますのでそこにある服に着替えてください｣


ベッドの上においてあった服を手に取る


てか、胡蝶さんは部屋出ないのね

私、着替えるけど




着替え終わった私は隊服を胡蝶さんに渡した


｢では、私は失礼します。
屋敷の中を見て回ったりしていいですよ｣


胡蝶さんはそう言って部屋を出た



私は窓の外を見る


暖かな日差しが部屋に入ってくる



今日はいい天気だな

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