__ Love weather.17 ページ17
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入学当初から同じクラスで。
優太とは席も近かったという事もあって、
割と一緒に行動する事は多かった。
部活が同じバスケ部だって分かった時には
もう既に、幼馴染みたいな距離だった気がする。
でも、よく考えてみれば…
全然知らなかった相手と ここまで行動を共にするようになるなんて、珍しい事なのかもしれない。
それもこれも、
優太がフレンドリーだったから、
特別 奇矯な訳では無かった。
『 一緒にいた方が楽しいから、かな? 』
海人「 うわっ、それめっちゃ言ってみたい! 」
優太「 かーいーとー。
そろそろ試合始まるから静かに 」
海人「 はぁい… 」
盛り上がり始めた海人くんを鎮めると、
試合開始コールを待つ。
__ ピィィィッ…
審判のホイッスルによって、試合がスタートした。
__
それから順調に対戦は進んでいく。
そして四試合目。
私の出番がやってきた。
行ってくるねーと優太と海人くんに手を振る。
応援のメッセージを貰った直後、アナウンスで私と対戦相手の名前が放送されて 緊張が走った。
力強くラケットの持ち手を握り込む。
客席を見ると 海人くんが笑顔で手を振っていた。
フェンスから身を乗り出しそうになっている海人くんを、困り顔で後ろから引っ張っている優太。
それを見ると、体の力が抜けてしまう。
もー、何やってんの…
あの二人、笑
審判が私と相手の顔を確認してボールを渡す。
ホイッスルを口に咥えた審判が、
得点係と目を合わせると 思い切り音を鳴らした。
客席から声援が飛ぶ中、
バスケ部ならではの身体能力と体力を活かして
差を広げ、相手を圧倒していく。
球技大会では正式ルールではやらないから、1セット取ってしまえば 私の勝ちは確定するはず。
あと一点でセットが取れる、
そう油断した時…
ラインギリギリに返ってきたボールを返そうと
無理して切り返したのが悪かった。
思い切り、足を捻ってしまった。
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あぐた。(プロフ) - Sさん» コメントありがとうございます。afterstoryは今、下書きをしておりますので、しばしお待ちください! (2020年1月28日 22時) (レス) id: b86c6074bc (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 完結おめでとうございます!やっと付き合った2人のラブラブなafterstoryも気になります! (2020年1月28日 19時) (レス) id: a50c63b20c (このIDを非表示/違反報告)
あぐた。(プロフ) - 箱推しティアラさん» コメントありがとうございます。更新、頑張ります! (2020年1月25日 1時) (レス) id: b86c6074bc (このIDを非表示/違反報告)
箱推しティアラ(プロフ) - おもしろいし、この作品好きです!読みやすいですよ。更新頑張ってください! (2020年1月25日 0時) (レス) id: 0d9bac845e (このIDを非表示/違反報告)
あぐた。(プロフ) - さちままさん» コメントありがとうございます。ただ書いているだけで全然語彙力や文章力が無いので…そのように褒めて頂ける事、とても光栄です! (2020年1月22日 18時) (レス) id: b86c6074bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あぐた。 | 作成日時:2020年1月19日 19時