episode10 ページ11
貴女side
貴女「ん？」
時が止まったかのように思えた
冷たい風が横切ると同時に
彼は口を開き
私にこう告げた
スモ「その時は…」
貴女「………」
スモ「お前を手離さねぇ…」
貴女「………へ？////」
聞き間違えか…
スモ「俺はてめぇが逃げ出さないように…ずっとそばにいてやる」
貴女「バカ…」
涙が溢れてきた
今すぐにでも
この人だったら
彼にだったら
捕まえられてもいい…
そう思ってしまった
でも…
貴女「私は自分のこの復讐をやり遂げたら」
その時
私はきっと…
スモ「約束しろっ！！」
貴女「え？約束……何を…？？」
スモ「てめぇは俺以外の奴に捕まんじゃねぇぞ！！それから…」
貴女「……っ」
スモ「何があっても…死ぬな…」
『死ぬな』か…
私は
自分の復讐を終わらせたら
自らの命を
手にかけるつもりだった…
なのに…
また、
あなたに救われてしまった
貴女「スモーカー…」
スモ「………っ」
貴女「ありがとう」
まぁ…でも
貴女「私があなたに捕まるわけないでしょ」
スモ「それが言えるのも今のうちだぞ」
貴女「そうかもね…ふっ…ふふ」
なんか
自分でも可笑しいと思うぐらい
笑ってしまった
スモ「ふっ…ははは」
彼の笑顔を見た時
やっぱり
私は彼の笑顔をみるのが
貴女「好きかな…」
スモ「おまっ！それ反則だろ……////////」
貴女「え？どうしたの？」
スモ「無自覚かよ…////////」
貴女「えっ…何が？」
スモ「うるせぇ！なんでもねぇよ！！////////」
貴女「顔赤いけど…」
スモ「なんでもねぇ…////////」
貴女「変なの笑笑」
貴女/スモ「ぷっ…あはははっ！！」
しばらく
笑いあっていた
貴女「じゃあ…私行くよ」
スモ「あぁ…」
貴女「じゃあね…」
スモ「あばよ…」
最後にすれ違った時
私たちは
互いに振り向こうとしなかった
次あなたとあった時は
敵同士だね…
私は
この復讐を終わらせたら
どうするのだろうか…
きっと
私から
この憎しみを取り除けば
私には何も残らないんじゃないかな…
貴女「……っ」
いやっ、一つだけ
私の中に確かにあることがあった
そう…
あなたがいたことを
続く (更新停止中)
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クロＭ - ものすっごく面白いです。 続きが気になって気になってしょうがないです! 早く続きを書いてください。 お願いします。 (2016年5月14日 15時) (
レス) id: aabac62c2d (このIDを非表示/違反報告)
茄雪 - めっさ面白いです！！続きが気になります！！更新頑張ってくださいね！！ (2016年3月27日 8時) (レス) id: 2df6f8f4c8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼鳥華香(プロフ) - コメントありがとうございます！！漢検とかいろいろあって更新が遅れてしまいました…すいません(；´Д｀)頑張って行きますのでよろしくお願いします！！ (2016年2月6日 19時) (レス) id: 692965a320 (このIDを非表示/違反報告)
くり饅頭 - 続編キターーーーーーー！頑張ってください♪ (2016年2月6日 18時) (レス) id: 12caa9e229 (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - やっとｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!待ってました！！とても面白いです^_^更新頑張って下さい。 (2016年2月6日 18時) (レス) id: 92cdb18832 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼鳥華香 x他1人 | 作成日時：2016年1月29日 8時
