《道化》 ページ4
ローアの構造を研究している時だった。
なにやら騒がしくなったと思い入り口を見ると、赤と青の派手な帽子がちらりと見えた
「よぉ、ごぶさたなのサ。」
「…ヤァ、元気そうで何よりダヨ。」
柱から覗くと、マホロアとピエロみたいなのが仲良く話を…いやあれは仲良く無いな。
マホロアが差し出している手は震えているし、上手なはずの笑顔が引き攣っている
というか、あのピエロは握手できるのだろうか。
「それにしても本当にこの船を見つけてたなんて、驚いたのサ。
ま、僕が抱いてる野望に比べれば大した事ねーぜ！おーほっほっほっ…ん？」
たまのりピエロは私に気が付くと、こちらに寄ってきた
「ヘイヘイヘーイ、そこのお嬢さん。
盗み聞きなんていい趣味じゃないだろ？」
『あ…イヤ、うるさかったから…
この人は？』
マホロアに問い掛けると、渋い顔をされた。
「マルク。」
ぶっきらぼうに名前を伝えると、そっぽを向いてしまった。
「あらら、釣れねー奴なの。
しょーがないからAとお喋りでもするのサ」
一口きいて分かった。
こいつ面倒くさい奴だ
『なんの話を？今ワタシ忙しいから…』
「おっと、この話を聞いたら驚くぜ？
アンタが付けているそれのヒミツ、」「オイ」
急に飛び出してきたマホロアに口を押さえられ、マルクはどこか楽しそうだった
ドMか
「ぷはーっ、変な奴に邪魔されたのサ。
…ふっ、まあキミ達2人も似た者同士で、お似合いなのサ！」
悪意ある笑みを浮かべると、マルクはローアから出て行った。
「今度会う時には宇宙の支配者になってるから、楽しみにするんだな！おっほっほっ…」
そんな言葉を残して。
マホロアは疲れ切っているのが見てとれた。
『…ねぇマホロア、似た者同士ってどういう意味？』
「知らないヨ。」
マホロアが知らないならワタシも知らないだろう、と1人納得していた
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ステラテス(プロフ) - 東方&カービィラブさん» こちらまで見て下さっていたとは！ご報告ありがとうございます、嬉しい限りです。 (2018年7月14日 22時) (
レス) id: 6d5110580c (このIDを非表示/違反報告)
東方&カービィラブ - ステラテスさん» 反対にはなってないですよ、大丈夫です！マホロア上手ですね。更新頑張ってください、応援しています！ (2018年7月14日 18時) (レス) id: 17342e30fb (このIDを非表示/違反報告)
ステラテス(プロフ) - なってませんでしたね (2018年7月14日 11時) (レス) id: 6d5110580c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ステラテス | 作成日時：2018年7月6日 23時
