結局しゃぶしゃぶになりました ページ6
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『あ、マジ？』
放課後なう。
あの不仲幼なじみコンビ両方とも雄英受かってたらしい。
情報通の友達から聞いた。
倍率えぐいらしいのに凄いな。
なんか先生に呼び出されてたしべた褒めされたんかな。
因みに私も褒められたよ。
普通科もヒーロー科程じゃないけど優秀な人が集まっててどーたらこーたらって言われてちょっとムカついたけど。
別に私ヒーローを目指してる訳じゃ無いんだが？？
「A」
『あり、勝己じゃーん。おめでと〜』
「ったりめぇだろ」
『その性格以外は完璧なんだけどね』
「あ"ぁ！？」
『怖っ！』
天下の雄英高校、しかもヒーロー科に合格したってのにその態度の変わらなさよ。
流石過ぎる。
「テメェも受かったんだってな」
『うん。頑張ったもん』
「俺が教えてやったからだろ」
『ちょっと否定できない』
席近かったからめっちゃ教えて貰ってたんだよね。
友達からはドン引きされたけど。
確かに勝己性格は死んでるけど学力はトップレベルだからなぁ。
なんか自然な流れで一緒に下校してるけどちょくちょくあるんだよねコレ。
家の方向同じだし遠くもないから良いかとは思ってるけど別にこれといって話が盛り上がる訳では無いから謎。
『高校行っても一緒に登校できるかもね』
「俺はお前より早く行くから無理だなノロマ」
『張り合わんといてもろて』
正直知り合いがいるのはありがたい。
学科は違うけど。
『やっぱヒーロー科と普通科は関わり少ないんかね』
「格が違ぇからな」
『そういう意味じゃないわ』
これって会話成り立ってんのかな。
卒業間際にして不安になってきたんだけど。
会話のドッジボールになってない？
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初日は謎の不安に駆られがち→←合格発表って案外サッパリしてるよね
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作者名：N | 作成日時：2023年4月1日 17時
