私の犬夜叉の小説の主人公がブラック本丸の審神者になるそうです。 (ページ6)

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一期一振さんページ6

朔夜side

こんのすけに事態を説明して、安定が仲間になったことを伝えた。
闇堕ちしかけてた安定を仲間にするほど私の霊力は強かったらしい。
そりゃー、桔梗やかごめより霊力あったから・・・

こんのすけ、目がまん丸(笑)
久しぶりに褒められた。

さて、他にも仲間が欲しい。
こんのすけの情報だと、粟田口がまともだって言ってたっけ？
さっきなんか白髪と黒髪の男の子二人組見たんだけど・・・
あの子達は粟田口なのかな？
誰かと話してた。
風の声を聞けばいい？
気配消すの集中しないとできないから・・・

こんのすけからもらった刀帳を懐にしまい、安定と一緒に粟田口部屋ヘと向かう。
安「ねぇ、主。大丈夫なの？」
なんか焦ってる・・・
まぁ、何か気配はするな！←安「え！？」

朔「大丈夫だ安定。私はそんなやわじゃないよ。」
安「確かにそうだね。」

粟田口部屋の辺りに来ると、近くから水色の髪のお兄さんが表れた。
うん、ビックリしない。

？「ここから先はいかせません！」
刀振り上げられてる。
安定が何か言ってるけど、気にしない。
容易く避けて、お兄さんの刀の上にのった。

？「！？」
驚くよね、そりゃ。
殺したと思ったら本体の上にいるんだもん。

朔「お兄さん、軌道が丸見え。そんなんじゃすぐ避けられちゃうよ？」
？「黙れ！弟達を守るため、私は戦わなければいけないのです！」

また刀を振り下ろしてきた。
チッ・・・厄介だな。

私は今度は扇で受け止めた。
安？「！？！？」
扇一つで刀を受け止めるなんて、人間にはできないこと。
だけどこれは、妖力が込められている扇。
刀を受け止めるなんて容易いこと。
最低、大太刀か槍くらいまで受け止められる。
安定は間抜けな顔をして、お兄さんはただただ驚いてるだけ。

扇を刀から離し、開いた。

朔「黒蝶の舞！」

扇を振ったところから、無数の黒い蝶が出てくる。
蝶達は、お兄さんを一瞬で包み込んだ。

だが、朔夜はすぐに蝶達を消した。
お兄さんはまた驚いてる。

朔「力で制御するなんて、ブラック審神者と同じ・・・今回は止めただけ。」
そもそも黒蝶の舞は『幻術』。敵にダメージを与える技ではない。

？「どうして私を殺さない・・・」
朔「私に貴方達を殺す理由もないし、権利もない。ただ、少しばかり猫だましをしただけよ。それにしても・・・弟思いの優しいお兄さんだこと・・・」

私の本心を伝えた。
お兄さんは、ぼかんとしている。

一「私の名前は一期一振です。」