2 {マヨ方とミルクティー} ページ4
「で、ここが屯所でさぁ。」
『つ、着いてきて正解だった…?』
門の向こうに広がる屋敷っぽいもの。
ミルクティーに着いてきて正解だった…!
『…あ、あんた、名前は?』
「名乗りが遅れてすいやせん、俺は沖田総悟。」
『私は、中島彩夜。』
知らない人に名前教えるなって社長に言われた気がするけど…知らない人じゃないしね←
総悟「それにしてもアンタ、江戸まで知らねぇとは一体何処から来たんでぃ。」
『…あとで、話すよ。』
何か、皆に会いたくなってきた。
心配してるだろうな。
総悟「マヨ方〜」
マヨ方とは()
マヨ方「その呼び方やめろ!つーか表示!」
『メッタい事言うんじゃないよ!』
マヨ方「誰だお前!」
総悟「迷子←」
『仮にも18才の女を子供と言わねーよ!』
〜数分後〜
十四郎「…で、右も左も分からなそうだったから連れてきたと。」
総悟「そうゆうことでぃ。」
『…否、本当に解らないんですよ。此処が何処なのか。』
ほんとだからね?
十四郎「…関係ないけど、お前それ重くねーのか?」
『ん?…嗚呼、月夜弥の事?』
私は、背中に背負っていた月夜弥を手に持って見せる。
『重くないよ。私には異能があるからね。』
総悟、十四郎「「異能?」」
異能、という言葉を知らないのか、二人が疑問符を浮かべている。
『私が居た場所では、限られた者がこの異能力、と云う物を持っているの。
私は、数少ない異能力者を集めた組織…武装探偵社で、働いてたの。』
総悟、十四郎「「???」」
『私は、大地と少女って云う異能を持ってるの。
私の双子の兄は、虎に変身する異能。
他にも、そんな異能を無効化する能力、服を操る能力何かもある。』
総悟「…で、彩夜の異能はどんななんでぇ?」
『…怪力、だけど。』
十四郎「…ゴリラみたいだ((ボソッ」
『そこのマヨ方、表出な←』
十四郎「俺何も言ってねぇし!←」
〜これがかれこれ数十分続いた。〜
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