孤独の氷 Ⅱ 【被虐のノエル】 (ページ15)

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「こっちだ、ポンコツ共！」

颯爽と躍り出てきた二人に、ドローンは標準を定める。
ドローンの注目が完全に二人に向いた時、ノエルとノワールが走り出した。
電撃を纏うクローンの突進を、カロンは鎖で弾き、ミシェルは体捌きで上手くドローン同士をぶつける。
なるべくノエル達の方へ行かないよう。気を付けながら戦うことも今は余裕を持った2人なら御茶の子さいさいだった。

──が、カロンの頭上にふたつのドローンが居た。それに気付いた時には、既に突進の形態を取っていた。
ぶつかる。そう思った時──けたたましい警報ベルの音と共にスプリンクラーから水が降り注いだ。ドローンの回路がバグり、電源が落ち、地に落ちた。

「や、やりましたわ！」
「よしよし、凄いなぁノエル」
「よしてくださいまし…そんな子供を褒めるような事をするの」

「妾からすれば子供なんじゃがなぁ」なんて言うノワールをさておき、ミシェルは自身の力を使う。全てを凍てつかせる悪魔の氷が──水で濡れたドローンを凍り尽くしていく。こうしておけば万が一、復活したとしてもそう安易には動けまい。

「随分と慎重だな、ミシェル」
「そう？このくらいしておいた方がいいでしょう。」

嫌な予感がしますから、と付け足して。
実際、その嫌な予感は何れ的中するのだが。別の意味で。

───

お久しぶりです。作者です。今回短くてごめんなさい。

いきなりですが作者は受験生です。来週受験です。
来週まで更新できません。

ただでさえ低いのが来週まで無くなります。2月からせめて2章は完結できるように頑張ります。既に最初の話で15話も使ってるからな…50話までに2章完結するか…？
まぁいけるか。
足りなかったらまた幕間やります。

今年は恐らくノエルのコンシューマー版が出るので、それも楽しみにしつつ孤独の氷も更新したいと思ってます。だってこんなに色んな人に見てもらってるもん！！私頑張っちゃうﾊｧﾄ
うん気持ち悪いねごめんなさい

それでは皆様、また来月お会いしましょう… ﾉｼ

蛸ゐ