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阿伏兎「んで?俺達ゃ何の用で呼ばれたんだ」


『簡単に言うと、真選組の戦法を知りたい。だから君たちに真選組と戦ってきてほしいんだ』


神威「自分がやれば良いんじゃないの?」


桜「俺らは真選組に潜入してるからな。あっちから見るとただの味方や」


神威「なるほどね。君たちは俺達に攻められたフリをして、アイツらに戦わせる、でオッケー?」


『さすが団長。そうなんだけどね。ただ問題があるのは…君たち夜兎の塊が犬どもと勝負になるわけがない』

阿伏兎「…なるほどな」


『だから副団長と団員4、5人か、団長一人か
どちらかが良いんだけれど』


神威「俺行きたいんだけど」


阿伏兎「じゃあ団長一人でいいかィ」


『団長、くれぐれも本気を出してもらっちゃ困るよ。少し削る程度で良いんだ。』

神威「はいよー」


『あ、それと。これ一応と思ってね
隊長格の奴らの資料』


阿伏兎「おお、こりゃ良いや。助かるぜ」


『この、沖田総悟。コイツは団長といい勝負だろうね。真選組随一の剣を誇る厄介な男だ。』


神威「へえ。面白そうだ」


桜「あ、そういや璃癒団長」

『ん?』


桜「結局日時はどうなったんや?」

飛鳥「早い方が良いのでは、」


『神威団長の事だ。心置きなくやりたいだろうし、屯所を離れた場所でやって貰いたい。だから次の任務の時…少し古い廃墟に行くんだよ』

ほらこれ、と地図を指す


神威「ほうほう」


『そこで襲ってほしい。私たちは気絶したフリをして戦闘を観戦するから』


飛鳥「その間に私だけは屯所に残り、屯所を調べさせて貰います」


阿伏兎「…はは、さすが第十三師団様だな。
こりゃ頭も上がらねえや」


『あはは、今回の任務スムーズに終われば
報酬は君たちが欲しいもので良いよ。こんな急に頼んでしまったからね』


神威「俺としては君の戦力が欲しいんだけどね」

 
『イヤだよ。夜兎の集団に飛び込むなんて』

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作成日時:2021年4月18日 19時

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