ツンデレ喧嘩注意報(歌い手・うらたぬき)

30敗 ページ32

うらたSide

よし、食べるか



あー…


ただチョコを開けて食べるだけなのに何か緊張する


丁寧にテープを外して蓋をソッとあける


開けた瞬間ほろ苦い香りが鼻をつつく


形も細かくつくられてて…おいしそう


形はたぬきと葉っぱとハート


パクッと一口食べるとほろ苦い味が広がる


うらた｢うんま…｣


全部食べたいところだけど、明日も食いたいから残しとこ。


〜次の日 まふSide〜

まふ｢うらたさん！食べた？｣


うらた｢食べたよ｣


坂田｢どうやったー！？｣


さかたんがそう聞くとプイッと顔を向こうにむけて何か呟いてる


まふ｢なにー？｣


うらた｢おいしかった…一番｣


顔を真っ赤にして言ううらたさん


めっちゃ照れてるじゃん！


坂田｢そうなんや！それをAにも言うんやよ！｣


うらた｢わ、分かってるよ…｣


うらたさんと話してると後ろから足音が聞こえる


振り向くとAの姿


それに気づいたうらたさんはAを見るなりギョッとして真っ赤な顔を手のひらで隠した


うらた｢あー、もう。最悪…｣


そう呟くうらたさん


坂田｢おっはよー！A！｣


貴方｢おはよー！｣


Aはうらたさんを見るとこう言った


貴方｢何してんの？うらた｣


うらた｢べつに｣


貴方｢へんなの。｣


まふ｢あ！チョコ美味しかったよ！｣


貴方｢そう！？よかったぁ〜｣


へにゃあと笑ってる


坂田｢俺のもうまかったで！あの中で一番！｣


貴方｢本当！？ありがと〜！｣


僕がうらたさんを軽くひじでつつく


するとうらたさんは隙間から顔をのぞかせて首を横にふってる


まふ｢全くもぉ…｣


僕が諦めかけてると後ろから声が聞こえる


？｢Aちゃん〜まってやぁ〜｣



この声は…うらたさんのライバルだ

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