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Aside
気がつけば冬
隣の席の人は
次の日、転校してしまった
私のせいって思っている人も多いかもしれないけど
まあ、それでも良いかな何て思ったり
翼「今日の夜中、初詣行こうね」
あ「うん、今年は何願おうかな」
翼「俺は、もう決まってるんだ」
あ「何にするの?」
翼「それ言ったら叶わなくなるから
言わなーい」
あ「えー、意地悪」
翼「意地悪で良いです
夜中だと人多そうだなー」
あ「そうやって流す」
翼「別に、流して無い」
あ「まあ、いいけど」
翼「良いんだ」
あ「だって好きな人と
初詣行くの初めてなんだもん
それだけで幸せだから」
翼「可愛い」
あ「何処も可愛い要素無いんだけどな」
翼「全てが可愛いから」
あ「そうやって」
翼「はいはい、服買いに来たんでしょ
早く行くよ」
あ「う、うん」
なんだろ
凄い今幸せ
やっぱり
翼と付き合えて良かった
一目惚れした人に運命を感じるって
良く言うけど本当に
そうかも知れない
何か嬉しいな
そう思いながらショッピングを楽しんだ
あ「見て、これ可愛い」
翼「お前は何着ても可愛いよ」
あ「はいはい」
翼「あ、これ可愛い」
あ「本当だ」
その服は、ニットのワンピースだった
あ「私が着たら大人っぽすぎるかな」
翼「それぐらいが丁度良いよ」
あ「そうかな?
じゃあ、これ買ってくる
待ってて!!」
翼「早いな」
私たちは買い物を済まして
家に帰った
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作者名:夢咲 | 作成日時:2016年8月9日 1時