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Aside
夏海「ねえねえA」
マカロンを食べながら私の名前を呼んだ
あ「どうしたの?」
夏海「Aの作るお菓子は笑顔になれるね!!」
あ「やめてよ恥ずかしい」
夏海「Aの将来の夢は
パティシエになる事?」
将来の夢...
考えた事無いかも
あ「将来の夢はまだ決まってないよ」
夏海「パティシエになればいいのに
Aの作るお菓子皆に
食べさせてあげたいくらいだよ!!」
あ「そんな大袈裟だよ」
夏海「大袈裟くらいが丁度良いの」
あ「それ回答になってない」
夏海「それくらい美味しいってこと」
あ「はいはい」
そんなに美味しいかな...
別にプロが作ってる訳じゃないし
プロの人は見た目も味も凄い素敵
私なんかの人がパティシエ何て無理よ
向いてない
フリーターでも良いかな...なんて
進路はまだまだ先の事って思ってたけど
本当に高校生活はあっという間に終わっちゃうのね
先生の言う通り...
この2年間大切に過ごそう
来年にはちゃんと進路決めなきゃ
あ「夏海は夢あるの?」
夏海「私はね
人に役立つ仕事がしたいな!!」
あ「良いね夏海らしい」
夏海「と言っても...やっぱり介護系かな」
あ「介護ね」
夏海「最近高齢化してってるから
その分子供の数より多いしね」
あ「たしかにね」
意外とそういう面では
真面目なのね
意外な夏海の1面だった
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作者名:夢咲 | 作成日時:2016年8月9日 1時