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Aside
「あなた達
ちゃんと仕事してるのかしら?」
あ「し、してますよ」
「本当かな?
まあ良いわ
衣装決まったら、この紙に書いてね
これに書いたら適当に解散して良いわよ
私は先に失礼するわ 」
あ「あ、はい
お疲れ様でした」
そう言って、あの先輩は帰って行った
翼「あの人、何年生の先輩?」
あ「3年生だよ」
翼「ふぅーん」
私は苦手かな
あの先輩
あ「何かあったの?」
翼「なんもないよ」
あ「そっか」
でも、何かスッキリしてなさそうな表情
翼「うん
そう言えば、早く帰らなくても大丈夫なの?」
あ「私は大丈夫だよ」
と言っても
スーパーに行ってお菓子の材料を買うだけだから
帰るの遅くなっても全然大丈夫だし
翼「そっか俺も大丈夫だよ!」
あ「そかそか
もし、早く帰る事になったら教えてね
なるべく早く作業終わらすから」
と言っても早くカタログを選べば
言い話し何だけどね
翼「うん、ありがとう」
あ「いえいえ
私ね、この服可愛いと思うんだけど
どうかな」
翼「良いね
男子はこの服?」
あ「カップルみたい」
女の子は白と薄いピンクの薔薇のドレス
男の子は黒のタキシード
結婚式に着ていくお嫁さんみたい
翼「これ、作って
どうするの?」
あ「言って良いのか分からないけど...
学年のミス・ミスターコンテストで選ばれた人が
着る衣装なの」
翼「って事は、それまでに完成しないと
いけないじゃん...」
あ「まあ...
でも、決めるのは今日までだから
明日からは作業かな」
翼「他の委員は、たまにしか無いのに
家庭委員は毎日あるの?」
あ「昨日は休みだったけど
ほぼ毎日かな?」
翼「そか...」
よくよく考えて
1年、あんまり来ない中
完成するのかな。
少し心配になった
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作者名:夢咲 | 作成日時:2016年8月9日 1時