ソードアートオンライン〜オーディナル・スケールデスブースト〜 (ページ8)

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記憶を奪われないためにページ8

あれからと言うもの、俺は自分を鍛え続けた。朝六時から夜七時までひたすらトレーニング。
『キリト、流石にオーバーワークじゃないのか？』
「A！ARMMOはお前が思ってるほど甘くはないぞ！」
『ええ...』
リズを叱咤し、クラインを引き摺り回し、エギルを(心理的に)叩き、サボるAを叱り、シリカを...なんかする。
「さぁ行くぞ！OSだ！」
この日はアスナが記憶を奪われる日。AはALOを、俺たちはSAOおよびGGOを選んだ。
『うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！』
アスナの記憶を奪ったモンスター目掛けてAが攻撃する。モンスターは攻撃したそばから次々に消えていく。程なく全滅させた。ーはずだった。
「シリカちゃん危ない！」
そう叫び、アスナが庇った。しまった。俺の作戦ミスだ。奴の位置を考慮していなかった。
「ークソッ！」
走り出すが、間に合わない。無防備な彼女の背中をモンスターは無慈悲に切り裂いた。

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