ソードアートオンライン〜オーディナル・スケールデスブースト〜 (ページ7)

今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:402 hit

月読、そして紅ページ7

「A！カバーを頼む！」
『了解！』
二方向から肉薄し、斬りつける。ボスモンスターが大きくひるんだ。更に追撃を行う。
『まだまだぁ！』
「アスナ！」
「わかった！」
...どうやら倒せたみたいだ。そう判断し、俺とAはその場を去った。
ーーーーーーーーーーー
アスナside

「A！」
『わかってらぁ！』
最近キリト君達が私に協力的な気がする。昨日だって自ら囮になったりしていた。それ以前も攻撃を代わりに受けたり、HPを大幅に削ってくれたり。何かを隠している気がする。みんなは私のためだとは言うけれども...
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
Aside

『行くぞ！リズ！』
「分かってる！」
よりにもよって今日はキリトがいない。というか、被害者を減らすために一時別れているのだ。そうでもしないと被害を抑えることが出来ない。
『シリカ！今だ！』
「は、はい！」
できるだけ目立たないように活躍は抑えめに、かつ被害を最小限にするために自ら攻撃を受けたり適度に弱らせておく。攻撃がプレイヤーの一人を襲う。俺はすかさず割り込み、剣を跳ね上げた。
『大丈夫か！？俺の武器ならあいつを怯ませることができる！その隙に攻撃しろ！』
「わかった！」
俺の武器、アンチボス・ブレイダーはボスに大ダメージを与えるレア武器だ。更に、弱点に命中すれば相手をひるませることができる。
『覚悟しろ！ブラックドラゴン！』
俺は目の前のモンスターを見据え、剣を構えた。