■ショコラの魔法士【ツイステ】

11話 ページ10

ガラッ━━━━━━━━━━━




カリム：遅れちまった！ごめんケイト、リリア〜.......
.......って、あれ？ケイトは？？




リリア：ふむ。今日は休みらしい。




カリム：えー、そうなのかーー！？
なんか最近人と会えないこと多いな〜





カリムは今日も軽音部に向かうついでに
家庭科室に、寄っていた


しかし今日もAに会うことも
家庭科室を見つけることすらできなかった







リリア：ん？他にも会えてないやつでもいるのか....？



リリアはカリムの言葉に疑問を持ち
聞き返した




カリム：あぁ。昨日家庭科室にある噂の
「願いを叶えるチョコレート屋」を探しに
行ったんだけど見つからなかったんだよ〜





リリアはその言葉を聞いて
眉をぴくりとさせた







リリア：「願いを叶えるチョコレート」と言ったか？





リリアは重々しい雰囲気で
カリムを問いただす





カリム：え？あ、あぁ。.......ん？
どうかしたのか.......？




リリア：いや、少しそのチョコ.......気になってな....





リリアは口に手を当てて
何か思い当たる節がある様子で悩んだ





カリム：なんだ？何か知ってるのか？？



リリア：い、いや.......。わしの考えすぎじゃ。
何でもない。さぁ、今日はワシの故郷の珍しい音源を持ってきたんじゃ！

ケイトがいないのは寂しいが先に2人で聞いてみよう



カリム：ん？おう！









リリア：(いくら何でもありえんじゃろう......。)





リリアは何か心当たりがあるが
現実離れしたその事実に目をそらしてしまった。

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