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side健人
｢......」
放課後か...
授業すっ飛ばして、ずっと視聴覚室にいちゃった...
先生とか怒ってるよね。
教室戻りたくないな...
菊池にも...会いたくない...
｢今は...会いたく...ない。菊池なんかと...会いたくない...」
ぽろぽろと涙が出た。
好きな菊池と会いたくないと思ってしまったことに辛さを感じた。
好きなのに...
どうして...会いたくないと思ってしまうのだろう...
ガラッ
｢やっと見つけた...健人くん。」
｢へ？あ...松島...どうして...」
｢健人くんが心配だったからです。......泣いてますよね？菊池先輩になにかされたんですか？」
｢...いや、何もされてないよ...」
｢どうして誤魔化すんですか？僕じゃ頼りないですか？」
そういう訳じゃないんだよ松島。
松島は巻き込んだらいけないから...だから相談しない。
俺の大切な後輩だから。
｢頼りなくはないよ...でもね松島は関わっちゃいけないことなの。」
｢......」
｢松島？」
トン
黙っていた松島に声をかけると、無言のまま優しく壁ドンされた。
俺より背の低い松島だけど、俺が座っている状態だから、上から覆いかぶさるように両手で壁に追いやられた。
｢松島...」
｢俺だって関係あります！俺...俺...健人くんのことが好きなんです！ずっと、ずっと...会った時から...好きなんです！」
｢好き？...でも俺には...」
｢分かってます。菊池先輩ですよね？...でも今だけ許してください。」
｢！...ん...まつしま...」
松島は謝ると、優しく深くキスをしてきた。
ダメだってわかってるのに、優しくてあたたかいキスに甘えてしまって抵抗しなかった。
｢ぷは...まつしま...」
｢すいません、健人くん...俺、健人くんのこといつでも狙ってますから......それと、あとに言うのもあれですけど、いつでも頼ってください。」
｢ありがとう...松島。」
｢はい。それでは...気をつけて帰ってくださいね。」
松島は俺から離れ視聴覚室を出ていった。
一瞬のことであまり考えられなかったが、いま、俺はいけないことをしたという罪悪感だけが残った。
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ダンカ - マリオさん» はい！！( ･ω･)ゞ (2018年7月11日 22時) (
レス) id: 7aea855869 (このIDを非表示/違反報告)
マリオ - 更新頑張って！！ (2018年7月10日 23時) (レス) id: 92480d0cbd (このIDを非表示/違反報告)
ダンカ - のあさん» 初めまして！(ﾉｼ＾ω＾)ﾉｼ☆ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ盛り上がってくれてありがとうございます（笑）体調に気をつけて頑張って更新します！ (2018年7月10日 5時) (レス) id: 7aea855869 (このIDを非表示/違反報告)
のあ - ダンカさん» きゃは〜（≧∇≦）最高です！あ！初めまして、隠れファンです！毎回更新される度盛り上がってます笑 これからのお話期待しております！体調に気をつけて頑張ってください(*^^*) (2018年7月9日 23時) (レス) id: d7cfe1f1ac (このIDを非表示/違反報告)
ダンカ - 湯千五イなみさん» ういっす！ありがとう！頑張ります！ (2018年7月6日 22時) (レス) id: 7aea855869 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダンカ | 作成日時：2018年6月28日 13時
