俺の好きな人はvampire (ページ2)

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大貴side

ガチャ！

大「ただいま〜｣

母父「おかえり！｣

大「そーいえば父さん！｣

父「ん？｣

大「ちゃんとさニュースにならない程度にっていう約束は？｣

父「あ〜！ごめん｣

母「ほんとよ！｣

大「全く！俺の高校にもニュースのこと言われて気をつけろって毎回言われるんだからね！｣

父「わかった！｣

母「大貴トマトジュース買っておいたよ！｣

大「ありがとう！｣

父「大貴も大人なんだから血を吸いに行けば良いのに｣

大「は？やだよ！そんな知らない人の血なんてじぃちゃんだって言ってたじゃん！知らない人の血はまずいって！｣

父「そんなこと言ってもいずれかは吸うことになるんだぞ！｣

大「分かってるよ！｣

母「知らない人の血が嫌ならお友達は？｣

大「は？友達の血を吸えってこと！？｣

父「それのほうがいいと思う。若い子は上手いしな！｣

大「もっとやだよ！友達の血は吸いたくない｣

母「じゃあ慧くんは？｣

父「あの子ならいいんじゃないか？｣

大「伊野ちゃん！？伊野ちゃんはダメ！｣

父「どーして？｣

大「伊野ちゃんは俺の大切な人だから！伊野ちゃんには痛い思いしてほしくない｣

母「そんなこと言ってるとお母さんが慧くんの血吸っちゃうよ？｣

大「辞めてよ！伊野ちゃんには手出さないで！｣

父「じゃあお前の誕生日までに決めなさいお前の誕生日までに慧くんの血、あるいは誰かの血を吸わなければ父さんが慧くんの血を吸う。分かったな？｣

大「…わかった！｣

俺は吸血鬼…でも吸血鬼だからって血が好きなわけではないし人が死んでくのは見たくない。こんな俺は吸血鬼にむいてないのかもしれないでもしょうがない。俺は吸血鬼なんだからでも吸血鬼は自分の16歳の誕生日までに血を吸わなければ死んでしまう。俺はほんとに血を吸えるのかな？