いつも ページ2
今日もいつも通り最悪な日だった。いつもの通り、殴られ蹴られ僕の物を壊され。
別に僕はアイツらに何も苛められるほど悪いことをした訳じゃない。それなのに何故アイツらは僕を苛めてくるのか。僕は一度だけアイツらに苛めてくる理由を聞いてみたことがある。アイツらの答えはこうだった。
「陰気くさいうえにお化けみたいにオマエ、肌が白いもん。」
たったこれだけの理由で僕はこんな酷い目にあっているのだ。ホンと意味わからない。
僕は心の中で苛めてくる奴等に対して悪態をついているうちに家についた。
……正直言って僕は家にもいたくない。僕のお母さんとお父さんは僕の弟しか頭になくて、僕の事をまるでいない者のように扱うからだ。例えば僕が話しかけても無視する。
だけど弟は違う。弟だけは僕に対して対等に接してくれる。……その弟が僕のお母さんとお父さんが僕をいない者のように扱う原因だけど。
「…ただいま。」
誰も返事がない。当然だ。弟は今、友達と遊びにいっているらしいし…お母さんは僕がどんなことを言っても無視をするのだから。分かりきってたことじゃないか。……でも、もしかしたら「おかえり」と言ってくれる気がしたんだ…。そんなことは絶対ないことなのに。
4人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Coteau_1937 - あれ?キャラって一人称「私」だったような…こ、これはあとで弟さんのような人格になるのでh((((( (2019年4月24日 23時) (レス) id: c1b3ac2201 (このIDを非表示/違反報告)
心結の言葉 - すみません、外すのを忘れていました。ご指摘ありがとうございます (2019年4月24日 19時) (レス) id: 702ca98b73 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:心結の言葉 | 作成日時:2019年4月24日 19時