久しぶりの ページ23
A視点←久しぶり
今は3時限目で体育。
真波君まだ来ないなぁ
東堂先輩にも、心配されちゃったし...
なんだか、少し寂しいなぁ
お見舞いとか…行った方が良いのかな…
でも、家知らない...
聞いておけば良かったなぁ、
でも、今さら遅い
授業…受けたくないなぁ...今は、いやだ。
真波君は、いつも遅刻したり、さぼったりしてる。
そんな事をふと思い出した
真波君がいつも遅刻したり、さぼったりしてまで観てる景色────
私も見てみたい。
それに真波君がいるかもしれない。
そう思った
そこからの行動は速かった
体育の先生の元へ駆け寄り体調が悪いので保健室に行ってもいいですか?と聴くといつも真面目に授業を受けてるお陰か、すんなりと行かせてくれた。
保健室に着くと保健の先生がいた。
保「あら?どうしたの?」
『少し体調が悪くて...』
保「まぁ、でも嘘でしょ。」
『えっ?』
びっくりし過ぎて、おかしな声が出てきてしまった
保「だって、貴女とても此処を出て行きたいっていう顔をしてるわ、」
『そんな…顔って』
気持ちがバレバレ過ぎて変な回答しか出来なかった
保「でも、いいわ。ちゃんと行かせてあげる、貴女のはきっとただのおさぼりじゃないのでしょ?」
そう言ってにこりと笑った保健室の先生
びっくりした。まさか、分かった上で良いと言ってくれるとは思わなかった。
『ほ、本当に良いんで「ほら、早くいきなさい !!」
『あ、ありがとうございます!! 』
私が、そう言うと保健室の先生はにこりと笑っていた様な気がした。
保健室の先生視点
あの子────誰なのかは、分からなかったけど、後悔の無いように生きて欲しいからつい行かせてしまったわ
先生としては、良くないかも知れない。
でも、どんな怪我や病気は治っても、消えても
後悔だけは、消せないから
保健の先生としては、間違ってなかったと思うわ。
きっと、これから辛い事も悲しい事もあるわ。
でも、きっとあの子のあのキラキラした目ならどんな困難も乗り越えられる。
そんな子に私は、見えたの。
続く
143人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
東堂尽八押しの人間です - もう書かないんですか? (2022年6月19日 9時) (レス) @page24 id: 50ac0cd8e0 (このIDを非表示/違反報告)
瑠石(プロフ) - コメ返すの遅れてすみません!面白いと言って頂いて本当に嬉しいです!亀更新ですが今後とも荒北の妹が可愛い訳無い!をよろしくお願いします。あと、シャニライお互いに頑張りましょうね! (2017年12月31日 22時) (レス) id: 323d65065a (このIDを非表示/違反報告)
akane07081010(プロフ) - すごく面白いです!これからも頑張ってください!あと、シャニライやってるんですね!!!私もやっています!イベントとか大変ですけどお互い頑張りましょうね!!! (2017年11月14日 23時) (レス) id: 4c4b8230ec (このIDを非表示/違反報告)
唯 - はい!応援してます! (2017年8月22日 21時) (レス) id: 2d9b1b6117 (このIDを非表示/違反報告)
瑠石(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります! (2017年8月22日 11時) (レス) id: 323d65065a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:瑠石 | 作成日時:2017年8月14日 2時