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月夜の蛍十三匹目 ページ13

そして、朝餉の時。



私たちは部屋で食べていたが、今日は大広間で朝餉を食べることにした。


長谷「では、朝餉の時間だ。今日は碓氷が作った煮物だ。」



今「あーっ!Aさん、りょうりもできたんですね!」



五「わぁ、と、とても美味しそうです!」



大和「そうだね!ほら、湯気が出てるから作りたてだよ。」



と、それぞれ「頂きます」と言って食べ始める。



お供の狐「やあやあ!とても美味しそうではありませんか!私めにも一口....」



鳴「....うん。美味しいね。」



蜂須「ここまで美味しく出来ているとは思わなかったよ。凄いな....。」



思っていたより好評みたいだ。


蜻「.....A?大丈夫か?」



貴「!ああ、大丈夫ですよ。」



蜻蛉切の凛々しい顔が眼前に広がり、動揺してしまう。



私は小鉢に盛り付けた漬物を口に運んだ。


すると、漬物の少しツンとした匂いが鼻を満たす。


貴「....!これは、何処かで...」


と呟くと、


蜻「分かるか?これは私たちの故郷に伝わる漬物なのだ。.....私が漬けたんだぞ?」


と、少し赤面の蜻蛉切が私の顔を覗き込みながら言った。


貴「ふふっ、忠勝様が食べていらしたものね。



......あ、蜻蛉切。お米が付いてますよ。」



私は蜻蛉切の口元に付いているお米を指先ですくいとり、自分の口に運んだ。



蜻「っ、ありがとう。では、お礼に蓮根だ。口を開けてくれ。」



蜻蛉切が蓮根をつまみながら言うので、私はおとなしく口を開けた。



貴「ぁー...」



蜻「ほいっ。Aが作ったもので申し訳ないな。今度私も共に作ろう。」



貴「....!本当ですか!?お願いします。」



蜻「ああ。」





このあと、長谷部さんが集まりのシメを行い、そこで解散となった。

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猫マシュマロ(プロフ) - 面白すぎです!更新、頑張ってください!応援してます! (2020年9月10日 18時) (レス) id: 374dad9b55 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラヴァ     | 作成日時:2019年12月11日 22時

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