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月夜の蛍二匹目 ページ2

わいわいと刀剣達の楽しげな声が響く。




貴「.....素敵ですね。こんなにきらびやかな宴と着物。夢のようです。」




蜻「なら良かった。私もAと共に居れて嬉しい。」




蜻蛉切はそういうと、私の頬をそっと撫でた。




いきなりのことで驚き、顔をゆっくり背けると、蜻蛉切は顔を火照らせた。




貴「いや、あ、あの.....」






蜻「ああ、すまない。Aがあまりにも儚く見えたものでな。」



少し申し訳なさげに伏せられたその目に、私も照れる。




次「ようようお二人さん?アツアツじゃなーい!」




包「まさか.....人妻!?懐にー!」





貴「きゃ!?」



ふいに、いつも出さない声が出る。




そりゃあ、いきなり懐に包丁さんが滑り込んでくれば驚くのも無理はない。




私は、



蜻「........。」(案の定、取られてしまったッ....)




と、蜻蛉切が唇を噛んでいるのも、








石「さて、彼処だけとても賑やかだ。」




小狐「蜻蛉切は顔が赤いですね....酔ったか、また、否か。」




鶴「まあ、どっちにしろ、祝言のように見えないか?微笑ましいな。」





と噂されていたのも、私は知らない。

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猫マシュマロ(プロフ) - 面白すぎです!更新、頑張ってください!応援してます! (2020年9月10日 18時) (レス) id: 374dad9b55 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラヴァ     | 作成日時:2019年12月11日 22時

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