桜の花弁3枚 ページ4
顕現部屋にて
結「では、始めます。」
こ「では、私も定位置に!」
蜻「...」
僕が太刀に手をかざすと、太刀が青白く光だした。
すると、
結「ん...?何の香りでしょうか...」
蜻「これは....」
こ「ややっ、これは、花の香りですな?」
結「そうか、花の香りか...もしかして、この太刀から香っているのでしょうか?」
こ「それは雅なものですな!審神者様、そろそろですぞ!」
結「では、こんのすけ、頼みますよ!」
僕はより多く霊力を流し込んだ。
こ「コォーーーーーーーン!!」
太刀が震えている...!?
こんのすけの鳴き声が太刀に木霊している...
その時
顕現部屋につむじ風が巻き起こった。
僕とこんのすけ、蜻蛉切は部屋の隅に飛ばされ、襖や障子は折れそうなほどに反っている。
次第に桜の花弁が混じり始めた。
こ「こ、これはぁ?!どういうことに御座いますか!?」
結「分かりません...とりあえず、政府に連絡を....ッ!?
そんな、駄目です!戻ってきて下さい!!」
僕が見たのは
風に飛ばされそうになりながら、つむじ風に歩み寄る蜻蛉切だった。
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ラヴァ(プロフ) - 猫マシュマロさん» ありがとうございます!更新、頑張ります!! (2020年9月10日 20時) (レス) id: 872177c79b (このIDを非表示/違反報告)
猫マシュマロ(プロフ) - 面白いです!更新、頑張ってください!応援してます! (2020年9月10日 18時) (レス) id: 374dad9b55 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん - ヤベーベ。早く続きが気になる。興味持ったわ。 (2019年12月2日 0時) (レス) id: d84ad9f86b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラヴァ | 作成日時:2019年8月30日 6時