桜の花弁21枚 ページ22
全て、分かってしまった。
私は、元の主が殺された時、
私は何者かによって持ち出され、野に投げ出されたのだ。
そして、何年か後に、あの方....
本多忠勝様が拾い上げて下さったんだ....
その時初めて、蜻蛉切を見たんだ....
その時から....
蜻「A!?大丈夫か!?」
貴「蜻蛉切....私、思い出しました。
初めて会った時のこと....」
まだじんわりと痛む頭に手をあてながらそう言うと、
蜻「.....ははっ、私はずっと覚えていたぞ?あのお方がAを抱えてきた時から、ずっと。」
貴「ふふっ、嬉しいです。」
蜻「ッ!?....そうか。私も嬉しい。」
蜻蛉切は私の頬に手を添えた。
ごつごつしていて、それでいて温かい。
気付けば、私は蜻蛉切の手に頬擦りをしていた。
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ラヴァ(プロフ) - 猫マシュマロさん» ありがとうございます!更新、頑張ります!! (2020年9月10日 20時) (レス) id: 872177c79b (このIDを非表示/違反報告)
猫マシュマロ(プロフ) - 面白いです!更新、頑張ってください!応援してます! (2020年9月10日 18時) (レス) id: 374dad9b55 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん - ヤベーベ。早く続きが気になる。興味持ったわ。 (2019年12月2日 0時) (レス) id: d84ad9f86b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラヴァ | 作成日時:2019年8月30日 6時