story58 ページ10
大貴「たぶんって(笑)」
A「多分じゃないですね(笑)
本気で...好きですよ。」
大貴「もっ!!もしかして付き合って...!!?」
A「付き合ってないです!付き合ってないです!!」
ガバッと顔を上げた大貴くん。
かなり大声で言うから、慌てて押さえて
A「前に...涼介に告白されました。
でも、その時は元彼と別れたばかりなので...涼介の事 好きじゃなかったから断りました。
でも...毎日、本当に病院に来てくれて、話してくれたし
具合が悪かったら、ずっと側にいてくれて...
優しい涼介が好きになっちゃいました。」
ほんと...私ってチョロイんだなって思ったよ
でも...涼介、本当に優しいんだもん
涼介だけだった。
義足だって分かったことを、可哀想に思わないの。
慧くんにも初めて言った時は驚かれて、一時的に距離を置かれたんだ
少し考えさせて欲しいって。
しばらく経ってから、また私の元へ来てくれて
ごめんって、やっぱりAいないとダメだわって
優しく笑って言ってくれた。
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それが、少し辛かった___...
無理して笑わせてるんじゃないかって
無理に好きでいさせてるんじゃないかって
慧くんの笑顔を見るのが好きだった
でも...その日を境に、慧くんの笑顔を見るのが怖くなったの_...。
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大貴「告白しないの?
山田だってAちゃんの事、本気で好きなんだよ?
毎日毎日、昨日病院に行って話したこととか内容とか聞かされてさ(笑)」
涼介...そんなことしてたの?(笑)
でも、私が告白することなんて出来ないよ。
付き合っても、それには期限があるから...
A「しませんよ...。出来ないです。」
大貴「なんで?」
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A「______内緒です...(笑)」
大貴「えー、何それぇー。」
A「そんな事より、そろそろ外出ましょう?
17時近いですよ?」
その場から立ち上がって、ドアの方へ向かう。
放送が入って、ダンスの時間が近いという放送だった。
そろそろ涼介と合流しなきゃね。
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みーちゃん - とっても感動しました。今テスト期間中で息抜きをするために見ていたのに涙腺崩壊しすぎて勉強どころじゃなかったです。思わず亡くなった愛犬と重ね合わせてしまいました。そしてこの物語を読んで医者になりたいと思いました。これからも素敵なお話待ってます!!!! (2022年10月27日 17時) (レス) @page50 id: c88c134d3d (このIDを非表示/違反報告)
まなみ - めちゃくちゃ感動して(名前)ちゃんの手紙読み終わった時には涙が溢れ出してました、、他の作品も読みましたが感動する作品ばかりですね!これからもがんばってください!応援しています!!!!!!! (2020年12月30日 14時) (レス) id: 42fb8a39ca (このIDを非表示/違反報告)
知念菜々(プロフ) - とても感動しました!読み終わる頃には涙腺崩壊してました笑とても素敵な作品だと思います!これからも頑張ってください! (2019年12月5日 16時) (レス) id: 70738b0893 (このIDを非表示/違反報告)
わーちゃん - めちゃくちゃ感動しました! (2019年10月10日 22時) (レス) id: d97cd47bcf (このIDを非表示/違反報告)
ありたん - とても感動しました!何回読んでも泣けます。素晴らしい小説をありがとうございます! (2019年4月3日 10時) (レス) id: c33aeb4fa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:♪くるすけ♪ | 作成日時:2016年8月7日 11時