story91 ページ43
ｺﾄﾝ...
優しく、Aの骨が入った箱を
お墓に置いた。
涼介「A...お母さんと、仲良くな...?」
来ちゃったか...Aのお母さんのお墓。
あの時言ってたよな、次来る時は私が入る時。って。
現実に、なって欲しくなかった...。
涼介「っ...。」
もう泣き腫らした目から、また涙が出そうになる。
ｷﾞｭｳｯと拳を握り締めて、なんとか堪えた。
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”涼介...＿＿＿＿＿。“
涼介「えっ!?」
知念「わっ...どうしたのさ。」
涼介「ぁ...、いや。」
気のせいかな...Aの声が聞こえた。
しかもさ、お墓の後ろにAが見えた気がした。
隣に立ってた綺麗な女の人は...お母さん?
目をゴシゴシと擦って、もう一度見ると
もう姿は見えなくて。
涼介「会えたんだな...＿＿＿＿。」
良かったな。A...。
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大貴「なぁ、山田。」
涼介「...いたの?」
大貴「お前が誘ったんだろっ!
そんな事より、先生が言ってたぞ?
早く進路決めろって。」
涼介「...決めたよ。」
大貴「えっ、何!?」
涼介「＿＿＿＿＿...になる。なれるか分かんないけどな?」
そう言うと
大ちゃんは、山田ならなれるっ!なんて根拠の無い答えを
めっちゃ笑顔で言った。
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-8年後
月日は、あっという間に流れて
俺はもう25歳になった。
今、何をしてるのかと言うと
「涼介”先生“ーっ!」
涼介「あ、神崎さん。走っちゃダメですよ?」
「だって、先生 最近来てくれないんだもん...。」
涼介「僕は内科医ですからね。
足の骨折の神崎さんには、あまり会えませんよ(笑)
前に行ったのはたまたま、同じ病室の人に患者さんが居たからですよ。」
「えぇー、たまには来てくださいよ〜...暇なんだもん。」
気のせいだろうか...最近、若い子の患者さんが増えてる気がする。
胸が苦しいとか言うけど、何ともない人ばかりで。
涼介「はいはい、早く戻りなさい?」
.
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みーちゃん - とっても感動しました。今テスト期間中で息抜きをするために見ていたのに涙腺崩壊しすぎて勉強どころじゃなかったです。思わず亡くなった愛犬と重ね合わせてしまいました。そしてこの物語を読んで医者になりたいと思いました。これからも素敵なお話待ってます！！！！ (2022年10月27日 17時) (
レス) @page50 id: c88c134d3d (このIDを非表示/違反報告)
まなみ - めちゃくちゃ感動して(名前)ちゃんの手紙読み終わった時には涙が溢れ出してました、、他の作品も読みましたが感動する作品ばかりですね！これからもがんばってください!応援しています!!!!!!! (2020年12月30日 14時) (レス) id: 42fb8a39ca (このIDを非表示/違反報告)
知念菜々(プロフ) - とても感動しました！読み終わる頃には涙腺崩壊してました笑とても素敵な作品だと思います！これからも頑張ってください！ (2019年12月5日 16時) (レス) id: 70738b0893 (このIDを非表示/違反報告)
わーちゃん - めちゃくちゃ感動しました！ (2019年10月10日 22時) (レス) id: d97cd47bcf (このIDを非表示/違反報告)
ありたん - とても感動しました！何回読んでも泣けます。素晴らしい小説をありがとうございます！ (2019年4月3日 10時) (レス) id: c33aeb4fa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：♪くるすけ♪
| 作成日時：2016年8月7日 11時
